出版社内容情報
日本人に罪悪感を植え付けよ。第1次資料をもとに占領軍の心理戦とWGIPの全貌を明かす。
内容説明
戦争は八月十五日で終わったわけではない。占領後もアメリカは日本に対する心理戦を継続していた。目的は日本人に罪悪感を植え付け、原爆投下等、アメリカによる戦争犯罪への反発をなくすこと。彼らはメディアを支配し、法や制度を思うままに変え、時に天皇までも利用して目的を達成していったのだ。数多くの第一次資料をもとに心理戦とWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の全貌を明かす。
目次
第1部 今ここにあるWGIPマインドセット(日本のマスメディアと教育は歴史的事実を教えない;なぜいまWGIPなのか;WGIPマインドセットの理論的、歴史的証明)
第2部 占領軍の政治戦・心理戦はどのように行われたのか(ボナー・フェラーズの天皇免責工作と認罪心理戦;ケネス・ダイクと神道指令;ドナルド・ニュージェントと国体思想の破壊;心理戦は終わらない)
第3部 WGIPの後遺症(原爆報道に見る自虐性;慰安婦問題に見るWGIPの効き目)
WGIPマインドセットの副産物「平和ボケ」
著者等紹介
有馬哲夫[アリマテツオ]
1953(昭和28)年生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授(公文書研究)。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。2016年オックスフォード大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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