出版社内容情報
森口 朗[モリグチ アキラ]
著・文・その他
内容説明
戦後七十数年を経て、道徳は「特別の教科」として教科化された。その狙いは?新しい教科書の中身は?先進各国が教えるモラルは?道徳教育こそ国民性を表すと考える著者が、修身にはじまる歴史を辿りながら、日教組の影響、様々な提言が封じられてきた経緯、教科書の盲点等、幅広い視野から問題点を炙り出していく。道徳は一部の政治家や官僚、教師に任せるべきものではない。国民が逃げずに向き合うべき課題なのだ。
目次
第1章 道徳、教科化までの道(特別の教科 道徳;人物主義と徳目主義 ほか)
第2章 道徳は何を教え、何を教えないのか(「特別の教科」の目標;「主体的な判断の下に行動」 ほか)
第3章 道徳教育で「いじめ」はなくなるか(反対派の2つの誤り;「いじめ」件数のデタラメ ほか)
第4章 各国の道徳教育はどうなっているか(道徳教育をしないフィンランド;マイノリティのモラル育成 ほか)
第5章 逃げない道徳教育が必要だ(人権と信仰から逃げない;格差社会から逃げない ほか)
著者等紹介
森口朗[モリグチアキラ]
1960(昭和35)年大阪府生まれ。教育評論家。中央大学法学部卒業。佛教大学修士課程(通信)教育学研究科修了。東京都職員として勤務中の1995~2005年、都内公立学校に出向。16年早期退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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