新潮新書<br> 神社崩壊

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新潮新書
神社崩壊

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106107771
  • NDC分類 175
  • Cコード C0214

出版社内容情報

あの凶行は“崩壊”の予兆か――。不透明な経営や格差、神社本庁の正体など、神社界のタブーを抉る。あの“凶行”は、神社の危機を象徴するものだった――。富岡八幡宮で起きた前代未聞の事件は、“崩壊”の予兆か――。不透明な経営や経済格差、神社本庁の正体、「日本会議」との関係など、宗教学者が神社界のタブーを抉る。

島田 裕巳[シマダ ヒロミ]
著・文・その他

内容説明

二〇一七年末に富岡八幡宮で起きた前代未聞の事件。元宮司の弟が宮司の姉を刺殺するという凶行の背景には、不透明かつ放漫な神社経営、神社本庁との軋轢などがあり、いずれも神社界の危機を象徴するものだった―。そもそも神社とはどのような場所で、何を祀っているのか。さらに、その収入源や経済格差、神社本庁の正体と歪な権力構造、「日本会議」との関係など、御簾の裏に隠された“暗部”を宗教学者が炙り出す。

目次

第1章 富岡八幡宮事件
第2章 神社はそんなに儲かるのか
第3章 神社本庁とは何か
第4章 神々の相克―神社本庁は「新宗教」である
第5章 神社本庁の政治学
第6章 揺らぐ神社の権威構造

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953(昭和28)年東京生まれ。宗教学者、文筆家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は宗教学。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

60
【神社で何が起きているのか】収入源や経済格差、神社本庁の正体と歪な権力構造、「日本会議」との関係など、御簾の裏に隠された“暗部”を有名な宗教学者が新書で抉る。<神社は神道の施設であり、神道の歴史は相当に古い。神道は日本で唯一の土着の宗教であり、日本の伝統的な信仰として受け継がれてきている。その神道や神社が、今、もしかしたら、その歴史の上で最大の危機を迎えようとしている>とし、<20年後には、人口減少に伴って、40%の神社が消滅するのではないか/神社の間には格差が生まれ、それは年々拡大してきている>と――⇒2023/12/25

ヒデキ

48
2017年の富岡八幡宮の事件を切口に神社の経営とそれを束ねる神社本庁の現状と本音と建て前の存在意義を述べていますが、著者の語りを読んでいくと果たして神社・神道は、宗教なのだろうかという疑問を持ってしまいました。 例えば、伊勢神宮をメインに据えた神社本庁の構成団体は、それぞれの神を祭る神社である。 それは、信仰に基づく宗教活動というよりも利権と既存の権益を維持しようとする政治活動にしか思えなくなってきます 神話より先にできた神社というポジションが、宗教としての神道を判りにくくさせている気がします2022/12/05

おさむ

34
昨年末に起きた、富岡八幡宮の宮司殺害事件を導入部にして、神道界の歴史や課題などをまとめた新書。神道にも仏教の宗派のような分派があること、神社本庁からの離脱騒動は実はちょくちょくあること、靖国神社は内務省ではなく陸軍省と海軍省の所管だった為に神社本庁に包括されなかったこと、神社界は戦後に否定された事柄を復活させるために政治運動を展開してきたこと、など興味深い話が多く、勉強になりました。結局、明治政府が事実上の神道国教化を図り、戦後はその反動で低迷期が続いた。スピリチュアルブームとされる今はどうなのだろう?2018/08/31

gtn

29
昨年の富岡八幡宮宮司殺害事件により、同宮のみならず神社総じて初詣の参拝者が激減したとのこと。また、神社本庁傘下の神社は、神宮大麻頒布ノルマ、特別納付金や神道政治連盟への特別寄贈金の上納等徹底的に搾り取られ、悲鳴を上げている。この構図、あのアウトローな組織とよく似ている。将来、本庁からの離脱が進むことは間違いない。2018/11/07

ピンガペンギン

27
第二章「神社はもうかるのか」は具体的なデータで、一部の土地があるような神社などをのぞくと、全然もうからないよ、という結論。第四章「神々の相克」という部分が面白かった。大きくわけると神話に登場する神々と神話に登場しない神々がいるので、無理がある部分はあるようだ。伊勢神宮を「本宗」とする考えは戦後にできたものだと著者はいう。そのためなのか、神社本庁に一部の神社は参加していない。古事記の記載によると神々のあいだは複雑なのだ。2024/12/31

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