新潮新書<br> 医者の逆説

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新潮新書
医者の逆説

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106107504
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C0247

出版社内容情報

「私、失敗しないんで」なんて医者は信用するな! 忖度一切抜き、臨床医だから見える真実。

内容説明

「医者にあるまじき発言」と批判されることもある。が、臨床の現場で悩み、考え抜いてきた著者の言葉は苦く、刺激的である。「“失敗しない”と言う医者を信用してはいけない」「希望はときに患者を苦しめる」「延命よりも大切なものがあるだろう」―コストも人的資源も限られている状況下で、私たちは医療に何を求め、何を諦めるべきか。遠慮も忖度も一切抜き、医者だから見える真実が詰まった比類なき一冊。

目次

「信頼関係」の脆弱性
「気分の問題」、大問題
「最後まで頑張らせる」残酷
「希望」という最後の大災厄
「他人事」感覚が支配する言論の荒野
「紋切型」適正使用マニュアル
「嫌われ者」の放歌高吟
きれいごと「正論」の限界
全国「東京化」ののっぺらぼう
「待てない」気持ちが招く破滅〔ほか〕

著者等紹介

里見清一[サトミセイイチ]
1961(昭和36)年島取県生まれ。86年東京大学医学部卒業。国立がんセンター中央病院内科などを経て日本赤十字社医療センター化学療法科部長。杏林大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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