新潮新書<br> 遺言。

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新潮新書
遺言。

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106107405
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0210

出版社内容情報

人間関係やデジタル社会の息苦しさから解放される道とはなにか? 80歳の叡智がここに!

内容説明

動物とヒトの違いはなにか?私たちヒトの意識と感覚に関する思索―それは人間関係やデジタル社会での息苦しさから解放される道にもなる。「考え方ひとつで人生はしのぎやすくなりますよ」、そう著者は優しく伝える。ひと冬籠って書きあげた、25年ぶりの完全書き下ろしとなる本書は、50年後も読まれているにちがいない。知的刺激に満ちた、このうえなく明るく面白い「遺言」の誕生!80歳の叡智がここに。

目次

1章 動物は言葉をどう聞くか
2章 意味のないものにはどういう意味があるか
3章 ヒトはなぜイコールを理解したのか
4章 乱暴なものいいはなぜ増えるのか
5章 「同じ」はどこから来たか
6章 意識はそんなに偉いのか
7章 ヒトはなぜアートを求めるのか
8章 社会はなぜデジタル化するのか
9章 変わるものと変わらないものをどう考えるか
終章 デジタルは死なない

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937(昭和12)年、神奈川県鎌倉市生まれ。62年東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年東京大学医学部教授を退官し、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やすらぎ

214
山道には木の根や石や草がある。雨が降ったらぬかるむ。夕陽が沈めば暗くなる。これが本当の道。平らにして線を引き、感覚の世界を遮断するのが都市である。すべてを整然と意味のあることを並べる。便利や清潔を選び、風の吹かない部屋で一定の温度を求める。理解し難いことや脱線を嫌う。無意味こそ自然であるのに。情報も同じである。りんごはりんご。皆が空に感じる青はどれも異なるのに。世界は単一に向かう。人は何故か同じ考えに共感し安心するが、思考や閃きはときに雑音から生まれる。違和感や不安定さこそ、人間が大切にすべきことである。2019/06/30

ナイスネイチャ

127
図書館本。意識と感覚の違いを説明しつつ、現代社会の意味のないものの排除する事への警鐘など納得の部分と全く意味が理解出来ない章がありました。2018/10/27

ykmmr (^_^)

120
『思考』の整理。同じく頭が良い、外山さんも話されていたけど、頭の良い人は、記憶に取り入れる事・脳に定着させる事・適度に忘れる事。つまりは頭の整理も上手いのだろう。しかし、その中で、凡人には成し得ない事も考えてみたり…。やはり、そこはまた大変な所なんだろうな。何だか…今までも『遺言』的他著者の本を幾つか読んできたが…。あまり『遺言』的な要素はないよね。ただ、異端の天才、養老先生が、残りの人生に自分に残されている『頭脳全般』をどう使うか?を考えておられるのかな。2022/07/31

あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

100
いつも小説しか読まない人間が、たまたまテレビで紹介されていて面白そうだったので、これまで読んだこともない養老孟司の書物を読んでみた。読み始めてすぐに感じてしまったのですが、書き手と読み手のレベルが違いすぎると、残念ながらせっかくの良書もその役割を十分に果たすことができないということですな。残念ですが、完敗です♪2018/09/17

あちゃくん

79
養老さんの25年ぶりの書きおろし。これまで語りおろしは、ジャムセッションのような楽しさがあったけど、この本では語りおろしで書籍化されてきた言葉が、改めてスッキリとまとめられている印象です。絶対音感、アート、メンデルの功績の話が面白かったです。ご本人もこの本は「遺言。1.0」だとおっしゃっているので、「遺言。2.0」「遺言。3.0」が読めるのを楽しみにしています。2017/12/24

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