出版社内容情報
「スープの底力」「楽しい保存食」「料理がつなぐ絆」など、現代の台所事情をレポートする料理論。
内容説明
「昔から苦手」「とにかく時間がない」…それでも家族のために気分を奮い立たせて、毎日台所に立つ女性たち。一体、どうすれば料理への苦手意識を克服できるのか?その歴史をひもとき、「スープの底力」「楽しい保存食」「便利な常備菜」といった先人の豊かな知恵に今こそ学ぼう。女性の社会進出と現代の台所事情、「一汁一菜」より大切なこと、料理がつなぐ人間関係など、好きな人も苦手な人もあらためて考える料理論。
目次
はじめに―日々の料理はなぜ大変なのか?
第1章 料理とは何か
第2章 スープの底力
第3章 保存食は楽しい
第4章 常備菜の再生
第5章 食卓を担うのは誰?
おわりに―義務感の先の料理
著者等紹介
阿古真理[アコマリ]
1968(昭和43)年兵庫県生まれ。作家・生活史研究家。神戸女学院大学卒業。食や暮らし、女性の生き方などをテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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