新潮新書<br> ヤクザになる理由

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ヤクザになる理由

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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106106781
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C0236

出版社内容情報

元暴力団員らの証言から、家庭、学校、仲間、地域、個人的資質の影響を考える。入魂の論考。家庭、学校、仲間、地域、本人……一体、誰のせいなのか。グレない人。グレて更生する人。グレ続けてヤクザになる人。人生の分岐点はどこにあるのか。自身、グレていた過去を持つ新進の犯罪社会学者が元組員らの証言をもとに考察した入魂の書。

廣末 登[ヒロスエ ノボル]

内容説明

グレない人。グレたが更生した人。グレ続けてヤクザになった人。人生の分岐点はどこにあるのだろうか。元組員たちの証言から、その人生を丹念に辿り、家庭、学校、仲間、地域、個人的資質等が与える影響を浮かび上がらせる。自身、グレていた過去を持つ新進の犯罪社会学者による入魂の書。

目次

序章 なぜ暴力団員の話を聞くのか
第1章 家庭は彼らに何をしたのか
第2章 学校は彼らに何をしたのか
第3章 仲間は彼らに何をしたのか
第4章 個人的な特性はあるのか
第5章 ギャングになる理由はどう理論化されてきたか
第6章 グレ続けた人は更生できるのか
終章 ある更生の物語―犯罪社会学者への道のり

著者等紹介

廣末登[ヒロスエノボル]
1970(昭和45)年福岡市生まれ。北九州市立大学社会システム研究科博士後期課程修了。博士(学術)。久留米大学非常勤講師(社会病理学)。NPO法人市民塾21特別研究員。日本キャリア開発協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

61
「自分が東京の麻布に生まれていたら暴力団との接点もなく暴力団になっていなかっただろう」、「ヤクザになるんは、家庭と友人、そして地域に問題があんねん」というのは、本書に出てくる実在の人の言葉です。家庭の放置が非行化の始点で、環境が潤滑剤という表現がありますが、全くその通りだと思います。自分が生まれた環境に抗うことは、特に小さい頃は難しいものでしょう。誰しも環境に関係なく、チャンスに巡り合える社会になってほしいと願っています。2023/12/11

たぬきごんべい

34
元ヤンキーが元ヤクザにインタヴューした本。 元ヤクザの証言が元なので、新刊として出版されたばかりなのに内容が古くさい。 著者もやんちゃ時代から努力に努力を重ね、社会学を充分研究しこの本を書いた。かなり勉強した内容が反映されている。★3.0 2017/03/02

リキヨシオ

32
彼らは何故グレてヤクザになったのか?本書ではその理由を考察する。1・機能不全家族による社会化、2・学校内の教師を主体とする学校文化における否定的な評価、3・生徒文化における肯定的評価と支持、4・非行集団による地位の付与、5・近隣地域における暴力団組織の存在。特に貧困の家庭環境、親の無関心や放任があり躾と虐待や懲罰の区別がつかない家庭環境、中学の時の周囲の交友関係と地域性などの影響が共通する。グレてヤクザになるのは社会的要因と個人的要因がある。暴力団離脱者の就職率は1%未満の現状…とても深刻な問題だと思う。2016/11/01

姉勤

31
とどのつまりは因と縁、生まれ落ちた環境がほぼ未来を決する。それこそ、幸運や環境の激変、そして聖人にも似た”カルマを克服”をしない限り、人間はヤクザに成るべくして成る。近頃「親ガチャ」なるヤな言葉ではないが、治安や階級の低い界隈、親の人格、教育意欲に影響されれば、性格にもよるが自然とヤクザを志す。自己責任など言われるが、凡夫が悟りを開くほどの困難さを、それを自然に求めている幸運な環境に、自分が生きているだけと知る。それも、知るだけでも大したものだと自負できる。金持ちが理想論を垂れ流すのも、同じく、因と縁。2023/02/12

ねこまんま

29
ドキュメント風なものだと思ってたら、割と学術的な分析の本だったので期待外れでした。そもそも、すでに組み抜けした7人のみのインタビューなんて学問として成立するのか?内容も別に目新しくもない。本人の資質もさることながら、生まれ育った環境が影響するのは周知のこと。この内容で犯罪社会学が語れることにびっくりです。2016/12/13

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