新潮新書<br> 日本語通

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新潮新書
日本語通

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106106606
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0281

出版社内容情報

藤原不比等が“プディパラのプピチョ”? ……スリリングなウンチクから、奥深い日本語の世界へ誘う一冊。

藤原不比等が“プディパラのプピチョ”? なぜ、太平洋は「太」で、大西洋は「大」なのか? 遣唐使やザビエルの通訳は誰? 「ら抜き言葉」の文豪とは? ……思わず人に伝えたくなるウンチクから、スリリングで奥深い日本語の世界に誘う。

内容説明

日本語はスリリングな情報と知られざる歴史の宝庫である。漢字は何字覚えればよいか?「四」が嫌われる本当のワケは?生前の「藤原不比等」が「プディパラ(の)プピチョ」?母は「パパ」と呼ばれていた?遣唐使やザビエルの通訳は誰?「ら抜き言葉」を使った文豪は?知るほどに日本語が面白くなる。漢字、発音、文法、歴史について、思わず他人に話したくなる蘊蓄を凝縮。読者を「日本語通」への道に誘う一冊。

目次

第1章 漢字通―不滅の日本語(漢字のなぞ;信号は「青」か「緑」か ほか)
第2章 発音通―声に出したい日本語(擬音語・擬態語がいっぱい;三本足のカラスの鳴き声は? ほか)
第3章 文法通―美しい日本語が話せる秘訣(古典文法と発音のコツ;言葉はリズムである ほか)
第4章 日本語史通―輸出された日本語と「通訳・翻訳」秘話(「チーズ」寺と「チーズ」天皇;なぜ「ういろう」になったのか ほか)
第5章 日本語通―日本語と格闘してきた人々(太安万侶―最古のライター;空海―「ん」を創った男 ほか)

著者等紹介

山口謠司[ヤマグチヨウジ]
1963(昭和38)年、長崎県生まれ。大東文化大学文学部准教授。博士(中国学)。フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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今Chan

4
日本語についての蘊蓄を集めた本。国語の教師が授業の合間に使えそうなこぼれ話がいっぱい。あちらこちらで、大学時代の国語学の授業を思い出しました。2016/05/05

ららら

3
プディパラノプピチョ。てふてふ。2021/09/01

GOTI

3
☆☆☆日本語は難しい。第三章までは結構面白かった。「青」と「みどり」って、言われてみればそうだよねと納得。発音編が面白い。枕草子第一段「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは」は平安時代「パルパ アケポニョ イャウイャウツィロク ニャリイゥク イャマギパ」と発音、鎌倉初期に「ファルワ アケボノ ヨウヨウシロク ナリユク ヤマギファ」となったらしい。では「ツィオウチョクチャイツィ」「ムラツァキツィキブ」ってだれだ?2016/05/30

勝也成瀬

3
ちょっと自分が求めている内容とは違う。日本語の発音に関することと、歴史上の日本語に貢献した人の話が印象的かなぁ。しかしたまにこういった本は読みたくなるな~。2016/03/28

つっきーよ

2
日本語の変遷について書かれた本。内容は文法や発音、昔の通訳日本語の研究をしてきた人々の話もあり広範囲になる。私のような文法をきちんと理解できていない人にはところどころ難しいと感じる部分もあったがそれでも興味深く読むことができた。読み終わった後にもっと日本語について知りたいと思えるようになった。2017/10/17

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