出版社内容情報
絆や情があった? 礼儀や根性を重んじていた? 「劣化論」の?を暴いた大胆不敵の日本人論。
日本人はなぜ過去を美化してしまうのか。本当に昔はよかった? 絆や情があった? 礼儀や根性を重んじていた? 記憶の美化、現況への不満から「昔はよかった」病がうまれる。「劣化論」の?を暴いた大胆不敵の日本人論。
内容説明
「昔はよかったね」―日本人はそう言って今を嘆き、過去を懐かしむばかりだ。昔は安全だったのに、子どもは元気だったのに、地域の絆があったのに、みな勤勉だったのに…。しかしそれは間違いだ。捏造された追憶、あるいは新しいものを否定する年長者のボヤキにすぎない。資料を丹念に分析し、シニカルな視点で通説を次々ひっくり返す。「昔はよかった」病への特効薬となる大胆不敵の日本論。
目次
ありがた迷惑、火の用心
治安のいい日本で暮らせてよかった~!
長くて短いクレーマーの歴史
そうだ、長者に聞こう。
コーラとウーロン茶
まちがいだらけの自警団
きれいなおねえさんは、好きですか?
安全・安心ウォーZ
ハイテンションな元気をもらいました!
熱中症時代 戦前編
ありのままの敬老の日
ウザい絆とキモいふれあい
注文の多いブラック商店街
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