新潮新書<br> キラキラネームの大研究

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キラキラネームの大研究

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106106187
  • NDC分類 288.1
  • Cコード C0281

出版社内容情報

苺苺苺ちゃん、煌理くん、愛夜姫ちゃん……日本を席巻する「珍奇な難読名」現象を読み解いた、目からウロコの日本語論。

苺苺苺と書いて「まりなる」、愛夜姫で「あげは」、心で「ぴゅあ」……。珍奇な難読ネームが日本を席巻しつつある。その意外なルーツは日本語の本質、漢字を取り入れた瞬間に背負った宿命の落とし穴だった。目からウロコの日本語論。

内容説明

苺苺苺と書いて「まりなる」、愛夜姫で「あげは」、心で「ぴゅあ」。珍奇な難読名、いわゆる「キラキラネーム」の暴走が日本を席巻しつつある。バカ親の所業と一言で片づけてはいけない。ルーツを辿っていくと、見えてきたのは日本語の本質だった。それは漢字を取り入れた瞬間に背負った宿命の落とし穴、本居宣長も頭を悩ませていた問題だったのだ。豊富な実例で思い込みの“常識”を覆す、驚きと発見に満ちた日本語論。

目次

序章 「キラキラネーム」という名のミステリー
第1章 なんでもありの「キラキラ界」
第2章 なぜ読みにくい命名をするのか
第3章 無理読みは伝統だった
第4章 言霊がつくったややこしい状況
第5章 「読めない名前」の近代史
第6章 明治期のエリートはなぜ珍名を好んだのか
第7章 ついに「断層」が見えてきた
終章 「感字」、侮るべからず

著者等紹介

伊東ひとみ[イトウヒトミ]
1957(昭和32)年静岡県生まれ。奈良女子大学理学部卒業。古都の歴史的風土に触発され、奈良新聞社文化面記者、雑誌・単行本の編集者を経て文筆家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

473
5年前の刊行なので、状況はさらに変化しているかも知れないが、いわゆるキラキラネーム(=DQNネーム)を俎上に乗せて考察したもの。「光宙」この名前読めますか?答えは「ピカチュウ」。他にも「楽汰(るんた)」「手真似(さいん)」「愛夜姫(あげは)」…。本気か?と思うし、実在の信憑性もいかがなものかと思われる。そこで著者は秋田県の町の広報誌から確かなものを拾ってくる。さすがに光宙ほどではないまでも、こちらも十分にキラキラしている。もっとも、こうした現象は既にふるくからあり、今に始まったことではないようだ。2020/10/28

スパシーバ@日日是決戦

122
{2015年} 子の名に使える漢字は、常用漢字表と人名用漢字表に掲げられた漢字とされている。名前は生まれてくる赤ちゃんへの親からの最初のプレゼント。フリガナがないと読めないことに加えて、フリガナがあっても読み方に違和感が残る。キラキラネームをつけるのは、いわゆるバカップルや元ヤンでもなく普通に社会生活を送っている普通の人たち。同音異義語を使いこなしていられるのも漢字が音声を裏打ちしている。「漢字」をイメージやフィーリングだけで捉える「感字」にしてはいけない、と著者は訴える。2016/01/20

マエダ

86
苺苺苺はさすがに意味がわからない2016/06/13

おかむら

67
キラキラネームなんてえものは親がヤンキーなんでしょ?と思い込んでましたが、どっこい今やマジョリティなのだそうです。ひえー。そうなんだー。日本人の名前の歴史を古代からざっくり遡りキラキラの変遷を辿る旅。ちょっとした知的好奇心が満たされます。面白かった! しかしこれ読むともし将来孫ができたとして、キラキラ名前はもう仕方ないのかなーと諦めたわ。でもちょいキラくらいにしといてほしいわ。そして「たまひよ赤ちゃんしあわせ名前事典」といっしょにコレも読んどいてほしいわ。余計なお世話か。2015/10/06

ちゃんみー

63
1990年代からその頭角を現してきた(笑)キラキラネーム。いろんなキラキラネームがありましたが、完全に当て字で全然読めませんね。中には響きだけはいいけど、漢字の持つ本来の意味からは、それ名前に付けちゃダメでしょ!ってのもあるみたい。キラキラネームが蔓延すると日本語がダメになるのではなく、日本語の体系が崩れかけているからキラキラネームが流行った。というのには頷ける。これから名付けをるする世代の人には読んでもらいたいなぁ。2016/02/08

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