新潮新書<br> 領土喪失の悪夢―尖閣・沖縄を売り渡すのは誰か

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領土喪失の悪夢―尖閣・沖縄を売り渡すのは誰か

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106105807
  • NDC分類 329.23
  • Cコード C0231

出版社内容情報

総理経験者、大物政治家、元外交官……一見、もっともらしい「尖閣論」には、驚きの詐術が隠されていた。

日本人が知らない危険な真実! 「尖閣問題は、先人の知恵にならい棚上げするのが平和への道だ」と説く総理経験者、大物政治家、元外交官。一見、もっともらしい言説には驚きの詐術が隠されていた。

内容説明

「尖閣問題は、先人の知恵にならい棚上げすることが平和への道だ」と説く総理経験者、大物政治家、元外交官…一見、もっともらしい言説には、驚きの詐術が隠されていた。時に「尖閣棚上げ論」という虚言を広め、時に沖縄独立運動を側面支援し、中国は領土拡大の「夢」に向け突き進んでいる。領土喪失という「悪夢」を現実としないために、日本は何をすべきか。丹念な取材と歴史、地政学を踏まえた冷静な分析で示す。

目次

第1章 「尖閣棚上げ論」というフィクション(真の懸案は尖閣問題;76年後に「オレの領土」 ほか)
第2章 沖縄独立論の陰に中国の存在(日米同盟の「弱い環」;動き出した独立学会 ほか)
第3章 パワーゲームの中の尖閣と沖縄(沖縄の地政学的価値;中国海軍の味わった屈辱 ほか)
第4章 中国こそ昭和史に学べ(ポイント・オブ・ノーリターン;ドイツに幻惑された日本 ほか)

著者等紹介

小川聡[オガワサトシ]
1971(昭和46)年東京都生まれ。早大卒。読売新聞政治部外交・安全保障担当デスク

大木聖馬[オオキセイマ]
1974(昭和49)年東京都生まれ。東大大学院修了。読売新聞政治部で日中関係などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

26
読売記者、14年著。無人島である尖閣諸島をダムの蟻の穴と説いている。始めに国賊とも呼べる鳩山由紀夫、野中広務、孫崎享を指摘。尖閣棚上げ論がさもあったかのように論述している孫崎氏。沖縄の独立を望む中国。シーパワーとゲートウェイとして地政学上、重要である沖縄と尖閣。米中の緩衝地帯であり尖閣を失うと沖縄を失う可能性が大きくなるなど、中国の外交や、キーストーンである尖閣諸島を見ていく。2019/07/24

calaf

14
平和ボケしている日本人よ、目を覚ませ!という本かな?宥和政策の危険性、、、常に「平和を!」と叫ぶだけでは平和は手に入らない。それにしても、第一・第二列島線と接近阻止・領域拒否戦略、言われてみれば...という感じでこわいものだ...2014/08/01

むらり

1
孫崎享(うける)が問題人物であることが良くわかった。2017/10/17

ドリアン・グレイ

0
生放送で孫崎氏とこの本の作者で討論してみてはどうだろうか.2017/10/31

ゆきまさくん

0
島国である日本の海を取られる危険性を警鐘。 すなわち海を取られると、島国である日本は、ヒト、モノ、カネ、情報が遮断されることになる。 このことは、歴史的に見ても、地政学上物理的にも、また海外貿易などの経済的な観点からも当たり前のこと。 中国の領土拡大への脅威を認識し、日本の領土喪失の悪夢を現実のものとしないためには、何をなすべきかを問いかけている。2017/02/11

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