出版社内容情報
総理経験者、大物政治家、元外交官……一見、もっともらしい「尖閣論」には、驚きの詐術が隠されていた。
日本人が知らない危険な真実! 「尖閣問題は、先人の知恵にならい棚上げするのが平和への道だ」と説く総理経験者、大物政治家、元外交官。一見、もっともらしい言説には驚きの詐術が隠されていた。
内容説明
「尖閣問題は、先人の知恵にならい棚上げすることが平和への道だ」と説く総理経験者、大物政治家、元外交官…一見、もっともらしい言説には、驚きの詐術が隠されていた。時に「尖閣棚上げ論」という虚言を広め、時に沖縄独立運動を側面支援し、中国は領土拡大の「夢」に向け突き進んでいる。領土喪失という「悪夢」を現実としないために、日本は何をすべきか。丹念な取材と歴史、地政学を踏まえた冷静な分析で示す。
目次
第1章 「尖閣棚上げ論」というフィクション(真の懸案は尖閣問題;76年後に「オレの領土」 ほか)
第2章 沖縄独立論の陰に中国の存在(日米同盟の「弱い環」;動き出した独立学会 ほか)
第3章 パワーゲームの中の尖閣と沖縄(沖縄の地政学的価値;中国海軍の味わった屈辱 ほか)
第4章 中国こそ昭和史に学べ(ポイント・オブ・ノーリターン;ドイツに幻惑された日本 ほか)
著者等紹介
小川聡[オガワサトシ]
1971(昭和46)年東京都生まれ。早大卒。読売新聞政治部外交・安全保障担当デスク
大木聖馬[オオキセイマ]
1974(昭和49)年東京都生まれ。東大大学院修了。読売新聞政治部で日中関係などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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