新潮新書
警視庁科学捜査最前線

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106105753
  • NDC分類 317.75
  • Cコード C0236

出版社内容情報

最近の事件をもとに、一線の記者が舞台裏まで徹底解説。犯罪捜査の最前線が丸ごとわかる一冊!

警察小説、ドラマが100倍深読みできます。「犯罪ビッグデータ」とは何か? 逆探知はどこまで可能? 科捜研、鑑識の仕事とは? 「パソコン遠隔操作ウイルス事件」等、最近の事件をもとに一線の記者が徹底解説。

内容説明

最新ツールを武器に犯人を追い詰める。防犯カメラ、Nシステム、データ解析ソフト―警視庁の捜査は、科学の力で急激な進化を続けている。「犯罪ビッグデータ」とは何か?逆探知はどこまで可能か?最新防犯カメラの驚異の性能は?「パソコン遠隔操作ウイルス事件」「『黒子のバスケ』脅迫事件」等、最近のケースをもとに、一線で取材を続ける記者が舞台裏まで徹底解説。犯罪捜査の最前線が丸ごとわかる一冊!

目次

第1章 専門部隊SSBCとは何か
第2章 分析捜査の最前線
第3章 鑑識は何を見ているか
第4章 「ビッグデータ分析」捜査の威力
第5章 進化し続ける防犯カメラネットワーク
第6章 ツールでパワーアップした従来型捜査

著者等紹介

今井良[イマイリョウ]
1974(昭和49)年千葉県生まれ。中央大学文学部卒業。1999年NHKに入局し、地方局や東京の報道局ニュースセンターでニュース番組の制作に携わる。2009年に在京民放テレビ局に移籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

154
現代の捜査事情が垣間見られて面白い。いかに監視カメラ、DNA、指紋が捜査に役だっているのかが興味深い。2014/10/19

sat

34
幾つかの事件を基に、ドキュメンタリータッチで書かれている、警視庁の科学捜査の最前線。SSBC(捜査支援分析センター)の存在は知らなかった。防犯カメラ等から徹底的に犯人を追い詰める。目黒強盗殺人では、目黒から福島まで繋げ逮捕にいたる。他の事件も凄かった。警視庁の犯罪ビッグデータを活用し、日々進化させていくのだろう。2017/03/21

したっぱ店員

33
ドラマ「相棒」の米沢さんが駆使する技術を見ていて「あれはほんとにできるのかなー」と思ってたことが結構現実に即していることが分かりなかなか興味深い。実際の事件にからんだ記述は面白いんだけど、ほかの説明部分の文章が硬くて私にはちょっと読みづらかった・・。2014/10/27

Kanae Nakajima

18
鑑識や科捜研などドラマで馴染み深い捜査の進歩だけでなく、防犯カメラやNシステムなどビッグデータの解析によって犯人の後ろ足(犯行後の行動)だけでなく前足(犯行前の行動)までを明らかにして検挙に繋げる。技術の進歩の凄さを感じる一方で、やはり最後は必ず犯人を捕まえるという一人ひとりの執念であったり、解析によって得られた情報を持って街に立って見当たり捜査をする警察官の経験値だったりとデジタルとアナログが結びついているところに安心するような。筆跡・指紋声紋鑑定、似顔絵、ポリグラフなど最終判定は人のチカラなんです。2015/09/06

緋莢

13
複雑化、多様化する犯罪の捜査に欠かせない科学捜査。防犯カメラ、Nシステム、ビッグデータ分析など犯罪捜査の最前線で使われている技術などを実際の事件も絡めて取り上げた本。2015/03/09

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