出版社内容情報
成熟した大人として、自分と他者、ままならない世間とどう向き合えばいいのか。人生哲学としての16話。
家も人間関係も、風通しが大事。人間関係は、世間の風が無責任に吹き抜け、お互いの存在悪を薄めるくらいがちょうどいい……成熟した大人として、自分と他者、ままならない現実と向き合うための16話。
内容説明
人間関係は深く絡み合ったら、お互いうっとうしい。世間の風が無責任に吹き抜け、お互いの存在悪を薄めるくらいがちょうどいい…成熟した大人として、自分と他者、ままならない現実とどう向き合えばいいのか。人生の指針となる全十六話。
目次
貧困は「全体像」を見えなくする
家も人間関係も風通しが大事
労を惜しんで衆を恃む行動は醜い
自分が傷つかずに他者は救えない
老いても知恵と感覚を張り巡らせて生きる
できない約束をするのは詐欺である
砂漠文化に現代日本の生ぬるさを想う
現世には解決できない原罪がある
人生に対する責任者は自分でしかない
人は言葉でなく行動によって判断される
黙して働く人々にこそドラマがある
人知れず世の中を支え続ける仕事とは
仕事には時期と費用のバランスが要る
犠牲なき完全な現世はありえない
勇気をもって妥協の道を歩めるか
与える側の光栄を知って感謝する
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931(昭和6)年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。1979年ローマ法王よりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者。1995年から2005年まで日本財団会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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