出版社内容情報
“悟り”ではなく“救い”の道を――。仏教のベクトルに大転換をもたらし、多くの支持を得た日本浄土仏教は、いかにして生まれたのか。念仏を選択し、凡人が救われる道を切り拓いた法然。「その念仏は本物か」と問い続け、「悪人」のための仏道を説いた親鸞。「捨てる・任せる」を徹底し、遊行の境地に達した一遍。浄土宗・真宗・時宗の三祖を比較し、それぞれの「信心」に迫る。法然と親鸞が一遍でわかる、究極の一冊!
内容説明
“悟り”ではなく、“救い”の道を―。仏教のベクトルに大転換をもたらし、多くの支持を得た日本浄土仏教は、いかにして生まれたのか。念仏を選択し、凡人が救われる道を切り拓いた法然。「その念仏は本物か」と問い続け、「悪人」のための仏道を説いた親鸞。「捨てる・任せる」を徹底し、遊行の境地に達した一遍。浄土宗・真宗・時宗の三祖を比較し、それぞれの「信心」に迫る。法然と親鸞が一遍でわかる、究極の一冊。
目次
はじめに 日本浄土仏教の三祖を比較する
序章 状土・阿弥陀・念仏とは何か
第1章 法然―仏教の解体と再構築
第2章 親鸞―その実存と信心、そして悪人
第3章 一遍―すべては南無阿弥陀仏に
第4章 三祖が紡いだ日本浄土仏教
むすびに 選択と葛藤と融合と
著者等紹介
釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961(昭和36)年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。大阪府立大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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月讀命
樋口佳之
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