内容説明
古代日本は朝鮮半島から稲作などの先進文化を学び、国を発展させてきた―という“定説”は大嘘である。半島最古の正史『三国史記』には、新羅の基礎を造ったのは倭人・倭種、中国の『隋書』には、新羅も百済も倭国を文化大国として敬仰していたと明記されているのだ。日韓古代史の「常識」に異義を唱え、韓国の偏狭な対日ナショナリズムと、日本のあまりに自虐的な歴史観に歪められた、半島史の新常識を提示する。
目次
序章 陛下の「お言葉」ではありますが
第１章 新羅の基礎は倭種が造った
第２章 倭国と新羅は地続きだった
第３章 国民に知らせたくない歴史がある
第４章 卑怯者を祀るＯＩＮＫ
第５章 「類似神話」論が秘める大虚構
第６章 「倭王の出自は半島」と思っている方々へ
終章 皇国史観排除で歪められたもの
著者等紹介
室谷克実［ムロタニカツミ］
１９４９（昭和２４）年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。時事通信社入社。政治部記者。ソウル特派員。宮崎、宇都宮各支局長。「時事解説」「時事評論」「地域づくり」各編集長。２００９年定年退社（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mazda
26
朝鮮半島最古の歴史書「三国史記」に基づいて、話を展開している。推定の話が多いのが気になったが、おおむね納得の内容。朝鮮は中国への貢物として奴隷か女性しかなかったわけだが、中には押しかけ妾もいたようで、これは正に今日の韓国人遠征売春に他ならない。英雄と言ったら、安重根、ユン奉吉などのテロリスト。悪事を働いても金を得られる方がいい、と多くの若者が言う。スポーツの世界では、紳士協定を平気な顔で反故にして、逆ギレする、などなど。韓国に関するどの本もほぼ同じこと書いているから、まあ間違いないでしょう。2013/11/06
出世八五郎
25
古代朝鮮史入門にお勧め。今までの定説はWW2敗北で生まれた。民族の性格は歴史で語る事ができる。勇猛な歴史なら子孫はそれに倣う。韓国史は数少ない英雄でさえ裏切り背信行為をした。現代の親書受取拒否はこれに通ずる。現代は捏造をする。それを踏まえると、韓国人は信用に値する民族ではない。アカデミー世界では彼らの民族性を世界に知らしめる必要がある。でないと、アカデミー世界において嘘が蔓延し学問進歩の妨げになる。これは脅威だ。戦後の日本学者も捏造史を史実と信じていて、朝鮮史を勉強するのに誰の著作を読むべきかも不明。闇 2014/09/16
calaf
17
OINK？初めて聞いた言葉...でも結構有名なのかな？しかし（当然ながら）学校で習ってきた日本や朝鮮の歴史とは全く異なる見方。今はこの本の主張が本当のような気にさせられているけど、どうなんだろう...反対意見を含め、もう少しいろいろ勉強してみないと、私にはベースになるところがないからなぁ...2014/07/21
Humbaba
10
歴史とは必ずしも事実が記されているわけではない．人間が記したものである以上間違いはあるし，そもそも歴史を記す人間にとってマイナスになることは省かれることも多い．多分に政治によって影響を受けるものであり，下手をすれば歴史書の情報すら故意に見落とされ，改ざんされることすら在る．2013/02/10
森
8
どちらかというと、専門書です、初めの一章から三章までは、読むのがツライ、流し読みとしました。三章以降は、現在の状況など織り交ぜており、読み易いです、でも流し読み。結局すべて流し読みでしたが、あの国の捏造の根底にあるものを感じました。(さてあの国はどうなってしまうのであろうか、近代国家の崩壊という事象が起こるのかもしれない。もう既に崩壊中なのだろう、残念ながらもうなすすべがないような気もする)2017/01/09
