新潮新書<br> おへそはなぜ一生消えないか―人体の謎を解く

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新潮新書
おへそはなぜ一生消えないか―人体の謎を解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106103520
  • NDC分類 491.3
  • Cコード C0245

出版社内容情報

人体は謎に満ちている。生まれたあとは不要な「おへそ」がなぜ消えずにお腹の真ん中に残っているのか? 食べる口と呼吸する口はなぜ同じになったのか? なぜ人の赤血球には核がないのか? 男に乳首は必要なのか? 生物学者が「複製」をキーワードに、人体の巨大な謎から瑣末な疑問にまで次々切り込む。最先端生物科学と大胆な仮説とユーモアが絶妙に結合したサイエンス読み物。そう、人体は謎だらけだから面白いのだ。

内容説明

人体は謎に満ちている。生まれたあとは不要な「おへそ」がなぜ消えずにお腹の真ん中に残っているのか?食べる口と呼吸する口はなぜ同じになったのか?なぜ人の赤血球には核がないのか?男に乳首は必要なのか?生物学者が「複製」をキーワードに、人体の巨大な謎から瑣末な疑問にまで次々切り込む。最先端生物科学と大胆な仮説とユーモアが絶妙に結合したサイエンス読み物。

目次

第1章 食べる口としゃべる口はなぜ別ではないのか
第2章 年をとるとなぜ傷が治りにくくなるのか
第3章 リ・ド・ヴォーはなぜ美味いのか
第4章 人の赤血球にはなぜ核がないのか
第5章 おへそはなぜ一生消えないのか
第6章 胎盤という器官はどう作られたか

著者等紹介

武村政春[タケムラマサハル]
1969(昭和44)年三重県津市生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。東京理科大学大学院科学教育研究科准教授。専門は分子生物学、生物教育、複製論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

15
タイトルをはじめとした、生物(特に人間)に関する素朴な疑問を、「複製」をキーワードとして解答を試みた本。確かに、生物をこの切り口から見るというのは有効な方法なのかも。2014/12/08

和草(にこぐさ)

5
表題につられ図書館で借りました。表題の話しがでてくるのは最後で、生物学が解らない私には難しい内容でした。ある程度の知識がないと読めないかな…2014/01/25

竜王五代の人

2
「複製」をテーマに人体の不思議さを語った本。DNAにしろ臓器にしろ、同じものがふたつに増えることで、一方を温存して他方を別用途に転用・活用したり、あるいは両方が別の進化を遂げたりと。内容は易しかったので、もう少しつっこんだ話がほしかったが面白かった。2021/09/11

5〇5

2
へそで茶を沸かす内容ではなかったな。(´・∀・`)2015/07/25

アレックス NTー1

1
人間は一生の間に全身で10の17乗回の細胞分裂(DNA 複製)を経験する。そして複製エラーも六千兆個も生じるらしい。加齢による細胞の働きのエラーが老化に繋がっていったり 細胞、組織の弱体化は傷の治りにくさの原因になったりする。完璧な人間がいるならそのコピーを大量につくればいいと思うがテロメアの短縮とかトランスポゾンなど、あえて変化を起こし わざわざ多様化を誘っているようにみえる。不老不死は意味が無いと思うが、何らかの理由でどこかで じわじわと進化の芽が存在するのかもしれない。2019/09/18

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