新潮新書<br> 女装する女

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新潮新書
女装する女

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106102912
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0236

内容説明

「今日はバリバリ女装していくよ」男勝りな仕事着を脱ぎ捨て、女らしさ満開のドレスで“女”を装う―アタマもカラダも、女たちはすでに男がイメージする“女”ではない。エコに身を捧げる、勝負服は着物で決め打ち、目標はホノルルマラソン完走、ブログはスターダムへの近道、財布と情報をバーターする親孝行…現代女性を消費の面から10のキーワードで痛快に読み解く。リアルな女の実態を知るための必読の書。

目次

1章 女装する女
2章 スピリチュアルな女
3章 和風の女
4章 ノスタルジー・ニッポンに遊ぶ女
5章 ロハス、エコ女
6章 デイリーエクササイズな女
7章 大人の女になりたい女
8章 表現する女
9章 子供化する女
10章 バーター親孝行な女

著者等紹介

湯山玲子[ユヤマレイコ]
1960(昭和35)年生まれ。出版・広告ディレクター。(有)ホウ71代表取締役、日本大学藝術学部文藝学科非常勤講師。編集を軸としたプロデュースを行うほか、自らが寿司を握るユニット「美人寿司」を主宰し、世界を周る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もも

16
懸賞で当たりしばらく積読本でした。平気で10年ぐらい積読しそうな自分なので、比較的早めに読んどいてよかった。内容がね、今の時代の女性たちについてでしたから。タイトルの「女装する女」こういう意味だったのかと納得。言われてみれば、そうだそうだということばかりの内容でした。今や珍しくないことを、あらためて、変化してきた過程や背景や今後がわかりやすく書かれていたので、思っていたより楽しく読むことができた。こんな本もたまにはいいもんだと思った。2014/05/01

よーこ

15
『女たちはすでに男がイメージする”女”ではない』。仕事では男性と同じように働き、終われば一人で居酒屋へ行く。女性らしい脳の働きがそこにはない。だからこそ、女性らしい格好・振る舞いをする時、心情的にちょっといつもと違う感じがする。気合が入ったような感じになる。それはまさに『女装』。逆に男性側は美容だったり料理だったり、嬉々としてかつての女性の領域に入っている。「今や男性も女性も『女』を目指す時代」という部分の指摘の鋭さに唸る。2016/01/27

Kei

15
ひさびさに膝を打つ面白さ。アルアルのオンパレード!(笑)私も、完全に女装してるわあ。それもまた、楽しいよ~。と、思いきや、読メのレビューとの格差に驚き。まっ、いろいろな意見があるかな?2014/07/18

roomy

11
ライブラリー本。2016/07/30

あかつき号

9
初著者。 面白かった。女性のガイドブックと思って読んでいたが、それぞれのタイプ別の起業アイディアがメインだったのかな? 私自身にはあまりピンとこなかった2016/03/02

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