内容説明
「マユツバ語」眉に唾をつけながら聞かないといけない怪しい言葉、いかがわしい言い回しのこと。一見、美しい言葉や、もっともらしい言葉が人を化かすことも多々あるので要注意。腹に一物ある人物、霞が関や永田町の住民がよく使う―(著者)。「愛国心」、「格差」、「終戦」、「誤解を招く」、「ノーコメント」等々、どんな辞書にも載っていないマユツバ語の真の意味、用法を次々看破、粉砕する痛快無比の大辞典。
目次
1 マユツバ語とは何か
2 「格差社会」のマユツバ度
3 善玉コトバが悪玉に
4 戦争が生んだマユツバ語
5 失言とマユツバ語の間
6 あぶないカタカナ語
7 氾濫するマユツバ地名
8 ことわざは怪しい
9 二十一世紀版・美辞麗句
10 たとえ話に気をつけろ
11 すり替えの狡さ
12 あいまいと苦渋の産物
著者等紹介
塩田丸男[シオダマルオ]
1924(大正13)年山口県生まれ。読売新聞記者を経て、作家・評論家。第八九回直木賞候補。1992年、第四回日本ジャーナリスト大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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