新潮新書<br> コテコテ論序説―「なんば」はニッポンの右脳である

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新潮新書
コテコテ論序説―「なんば」はニッポンの右脳である

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106102165
  • NDC分類 291.63
  • Cコード C0225

出版社内容情報

先日なんばの街でたこ焼き食いながら横断歩道渡るオバハンを見た。ここはアジアや! エネルギーが溢れた街、難儀な街、うるさい街、なんば!――島田紳助

内容説明

コテコテを嗤う人もいる。猥雑さを嫌う人もいる。それでも大阪「なんば」に惹きつけられる人は増殖する一方だ。なぜコテコテは日本中を覆い始めたのか。なぜ私たちはその魅力に抗えないのか。それは日本にとって「なんば」は感情を司る右脳だからである。吉本興業の隆盛、南海ホークスの興亡、鴨南蛮と「なんば」の関係等々、過去と現在を縦横無尽に飛び回りながら、「日本の右脳」の磁力、魔力、魅力に迫る。

目次

序章 「なんば」は日本の右脳である―感情を司る街
第1章 鴨南蛮と「なんば」の関係―ミナミとキタの誕生
第2章 一直線ではつまらない―鉄道ブームの到来
第3章 焼けても焼けても甦る―見世物小屋、そして吉本興業
第4章 美味しくて新しい―くいだおれの街を歩く
第5章 野球場で遊んでしまえ―「大阪球場」の先進性
第6章 お笑いはしぶとい―吉本興業の時代
第7章 繁華街に里山が出現―「なんばパークス」の可能性
終章 そしてみんな大阪になった―個人的大阪概論

著者等紹介

上田賢一[ウエダケンイチ]
1949(昭和24)年和歌山県有田市生まれ。関西大学経済学部中退。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だいん

7
大阪なんばの歴史を知ることができて楽しかった。大阪生まれ大阪育ちの私にとって大阪知らずして何を語らんである。南海電車に乗ってなんばパークスにある大阪球場のホームベース型モニュメントを見に行きたい。2010/11/21

謙信公

3
今や「なんば」は日本文化の中心地!大阪万歳!2015/07/18

The pen is mightier than the sword

2
大阪についてミナミを中心に歴史を描いた本である。内容は大変面白い。ただ書名と内容はあまり結びつかず、少しチグハグな感じはする。ミナミの歴史についてよく調べられており、まとめ方もよく頭にスンナリ入ってくる。ミナミの歴史を知りたい人にとっては大変面白い本だと思う。この本で紹介された大阪の歴史は歴史上あまり表に出てこないこともあり、まとまって解り易く、振り返ると面白い。1982017/01/07

Naota_t

0
2010/10/282010/10/16

norio sasada

0
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/c2186dbb8e73d6726b43fa0c07f064f0 https://note.com/norio0923/n/n1de0b157d7942007/07/14

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