出版社内容情報
ナチズム、毛沢東思想、「近代の超克」、イスラム原理主義・・・・・・。「西洋」を敵視して戦いを促す思想は、昔から絶えることがない。西洋はなぜ憎まれるのだろう?「敵」は西洋の何が気に入らないのか──。
コーラン、ドイツロマン主義、ロシア思想から、特攻隊の遺書やビン・ラディンの声明までを狩猟、「反西洋思想」に共通した要素をえぐり出す。現代史の難問に挑んだ画期的論考。
内容説明
ナチズム、毛沢東思想、「近代の超克」、イスラム原理主義…。「西洋」を敵視して戦いを促す思想は、昔から絶えることがない。西洋はなぜ憎まれるのだろう?「敵」は西洋の何が気に入らないのか―。聖書、コーラン、ドイツロマン主義、ロシア思想から、特攻隊員の遺書やビン・ラディンの声明までを渉猟、「反西洋思想」に共通した要素をえぐり出す。現代史の難問に挑んだ画期的論考。
目次
序章 オクシデンタリズムとは何か
第1章 西洋の都市
第2章 英雄と商人
第3章 西洋の心
第4章 神の怒り
終章 思想の相互汚染
著者等紹介
ブルマ,イアン[ブルマ,イアン][Buruma,Ian]
1951年、オランダに生まれる。東京、香港、ロンドンなどでジャーナリストとして活躍。2003年より米バード大学教授
マルガリート,アヴィシャイ[マルガリート,アヴィシャイ][Margalit,Avishai]
1939年、現在のイスラエルに生まれる。欧米の各地で研究生活を送る。ヘブライ大学教授。哲学者
堀田江理[ホッタエリ]
オックスフォード大学で国際関係の博士号を取得。米バード大学客員助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
羊山羊
Takayuki Oohashi
うえ
おおにし
-
- 和書
- 私の選んだ一品 GD新書