出版社内容情報
「薩摩の初太刀をはずせ」と新撰組の近藤勇をも恐れさせた秘剣「野太刀自顕流」。
薩摩には東郷重位を始祖とする「示現流」とは別の、もう一つの「ジゲンリュウ」があった。下級武士たちの実戦剣法として伝えられたその技は、桜田門外の変で井伊直弼の首をはね、生麦事件では馬上のイギリス人の内臓を一刀で抉り出すほどの威力だった。
本書では、自顕流の歴史、精神に加え、実際の技についても、写真付きで詳しく解説する。
内容説明
「薩摩の初太刀をはずせ」と新撰組の近藤勇をも恐れさせた秘剣、「野太刀自顕流」。薩摩には東郷重位を始祖とする「示現流」とは別の、もう一つの「ジゲンリュウ」があった。下級武士たちの実戦剣法として伝えられたその技は、桜田門外の変で井伊直弼の首をはね、生麦事件では馬上のイギリス人の内臓を一刀でえぐり出すほどの威力だった。本書では、自顕流の歴史、精神、技を、詳しく解説する。
目次
1之巻 「薩摩」との出会い
2之巻 維新を叩き上げた剣法
3之巻 示現流と自顕流
4之巻 自顕流の技
5之巻 わが師が語る「極意」
完之巻 現代に生きる自顕流
著者等紹介
島津義秀[シマズヨシヒデ]
1964(昭和39)年大阪府生まれ。精矛神社宮司。大東文化大学文学部卒業後、島津興業に入社。2001年退社後、宮司のかたわら、薩摩武士道の精神の継承を志し、野太刀自顕流の修行に励んでいる。また、薩摩琵琶の弾奏者としても知られる。加治木島津家第十三代当主
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感想・レビュー
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