新潮新書 今すぐできる体質改善の新常識

小山内 博/高木 亜由子【著】

新潮社（2004/10発売）

• サイズ 新書判／ページ数 190p／高さ 18cm
• 商品コード 9784106100901
• NDC分類 498.3
• Cコード C0247

内容説明

薬、健康食品、サプリメントは一切要りません。その気になれば、体質改善は今すぐ始められます。対象年齢は０歳から百歳まで。アトピーや花粉症などのアレルギーから腰痛、肥満まで、あらゆる生活習慣病を予防する「一生モノ」の健康法とは―。町をあげて「小山内式健康法」を実践している東京・日の出町での実例も豊富に紹介。好評を博した『生活習慣病に克つ新常識　まずは朝食を抜く！』に続く小山内理論の真髄。

目次

第１部　入門編―目指すはグルカゴン人間！（アレルギーの“特効薬”は冷水浴；肥満知らずのグルカゴン人間；体幹筋トレーニングのすすめ；病気を乗り越えて免疫を獲得する；性熟期を迎えたら（男子の場合；女子の場合））
第２部　実践編―日の出町の奇跡（小山内式健康法の衝撃；アトピー、腰痛が町から消えていく！；「日の出流」で虐待も予知できる；「保健婦」という可能性）

著者等紹介

小山内博［オサナイヒロシ］
１９２５（大正１４）年青森県生まれ。東京大学医学部卒業。（財）労働科学研究所元所長。生活習慣病全般を長年研究してきた予防医学の第一人者。２００３年没

高木亜由子［タカギアユコ］
１９４２（昭和１７）年東京都生まれ。フリー編集者。女性誌の編集、単行本の企画・編集に携わり、料理、健康、旅行関連の出版物を多く手がけてきた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

前回の著者の本の続編を書いている時に逝去されたので、続きを関係者の方が書いたという一冊。前半は子供に向けた内容だったが自分にも応用できそうなところを実戦してみたい。後半は実践してみた親御さんが実感した効果を書いていたが中々周りの人に冷水浴は理解されないみたいだなぁ。

2011/11/06

[akane_beach]

アレルギーは副腎皮質ホルモンの分泌不足。副腎は寒暖で鍛えられる。空腹になると膵臓がグルカゴンを出して脂肪取り崩しエネルギーを使い、食物を摂るとインスリンがブドウ糖を分解してエネルギーに使うというバランス。空腹で活動してグルカゴンを出すことが肥満防止に繋がる。体幹（背筋）の重要性。ヨガは理にかなっていると思った。第2部は日の出町での実践レポ。「冷水浴」と「小山内体操」の体験談と保健師さんの活躍。お産や地域医療など。差別的や偏見と思える内容もあったが、薬に頼らず体の持つ免疫力を鍛えるという方針には共感出来た。

2018/05/03

[S.Mori]

1部では小山内博医師による誰でも実践可能な体質改善の方法が書かれ、2部では小山内医師の理論を実践して、効果を上げている東京の日の出町のことが紹介されています。非常に良かったです。今年これまで読んだ本の中でベストの一つです。1部に書いてある冷水を浴びて、副腎を鍛える方法は最初は信じられなかったのですが、2部でそれを実践して健康になった人たちの体験が書かれているので、納得しました。2部では保健婦の人たちが出産した女性をきめ細かにサポートして、子育ての負担を取り除く取り組みに心を打たれました。

2020/05/02

[うぃっくす]

理論と実践の二部構成。 小山内さんが言いたいのは、(もう本が手元にないので順番適当だけど、) ①冷水シャワー一分 ②朝食抜き ③３０分のゆっくりランニング ④小山内式体操（要は休みながらやる腹筋と背筋） 正直受け入れがたい説もいくつかあった。（食べたものを赤ちゃんに与える、絶対に母乳等）けど 他の試してみたら？ってやつはただでできるし試してみようかなと思ってる。誰かが健康になりました！って話は読んでて気持ちいい。対症療法じゃなくて根本治療していかないとだめだよね。もう年だから健康は自分で勝ち取るものだわ。

2018/07/25

[粉っしー]

全体的に老害っぽくてﾜﾛﾀwとりあえず水浴びしろって事はわかった。この人1925年生まれで、自分の娘に水浴びさせたり、今時は何でも自動化で体を動かさないから背筋が弱くてなっとらんみたいな感じだけど、娘って言っても戦後しばらくの生まれじゃないか？この人からみたら今の今の時代とかぬるま湯どころじゃないような...。ちなみに今試しに水浴びてるけど、夏だから余裕だけど恐らく冬には慣れてるのでわりと余裕か？そうすると大した負荷にならないのであんま効果ないような気もするが。

2018/07/29