内容説明
組織人なら誰しも心穏やかではいられない一大イベント、人事異動。本来は組織を発展させ、個人を成長させるはずの制度だが、その場しのぎの人のやりくりでは活力をそぐばかり。一般社員、人事部、経営者は、いかに人事異動に臨むべきか?知識創造の時代を生き抜く人事戦略の最新事情を、多彩なキーワードで解説。成果主義も従来型をも超える、「明るい人事異動」を求めるすべての人に。
目次
序 考えない組織、考えない人々
1 多様化する人事異動
2 人事部の功罪
3 知識創造型人事異動
4 脱土管の異動戦略
5 明るい人事異動
著者等紹介
徳岡晃一郎[トクオカコウイチロウ]
1957(昭和32)年東京生まれ。東京大学教養学部卒、オックスフォード大学経営学修士。人事/コミュニケーションコンサルタント。日産自動車人事部を経て、現在フライシュマン・ヒラードジャパン、シニアバイスプレジデント。人事・組織改革についてビジネス誌に寄稿多数
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感想・レビュー
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mitei
20
人事異動にも深い意味があるんだなぁと思った。2012/05/24
t04894ty
2
何事も経験をプラスに変えることが大事2009/02/01
tanaka
0
なぜ人事異動するの分かった。けど、うちの職場は実践してるかな…。 個人的にはいまの職場内での部署異動を人事異動と限定するのではなく、世界市場でどう異動するかということを意識してキャリアを考えていく必要を感じた。2017/09/16
雪丸
0
学者・コンサルの先生では説得力が。入れ替えの目標数値が海外であるというのは新鮮。2016/05/12
Bamboo
0
人事異動の本質って何だろう?って予てから疑問に思っていた。その疑問に見事に答えてくれる本に出会えた。 人事異動は、社員のモチベーションを高め、個々人のの知的創造性を導き出す、極めて能動的なシステムであり、人材育成の王道と捉えた。 本書をは、会社の同僚や仲間達に進めたい良書である。2015/12/31