出版社内容情報
一宗教団体であるにもかかわらず、いまや国家を左右する創価学会。国民の7人に1人が会員ともいわれる巨大勢力だが、その全容はあまりにも知られていない。発足の経緯、高度成長期の急拡大の背景、組織防衛のしくみ、公明党の役割、そしてポスト池田の展開――。あくまでも客観的な研究者の視点から、現代日本社会における創価学会の「意味」を明快に読み解いた格好の入門書。
内容説明
一宗教団体であるにもかかわらず、いまや国家を左右する創価学会。国民の7人に1人が会員ともいわれる巨大勢力だが、その全容はあまりにも知られていない。発足の経緯、高度成長期の急拡大の背景、組織防衛のしくみ、公明党の役割、そしてポスト池田の展開―。あくまでも客観的な研究者の視点から、現代日本社会における創価学会の「意味」を明快に読み解いた格好の入門書。
目次
序章 日本を左右する宗教
第1章 なぜ創価学会は生まれたのか
第2章 政界進出と挫折
第3章 カリスマの実像と機能
第4章 巨大な村
終章 創価学会の限界とその行方
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年(昭和28)年東京生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。元日本女子大学教授。現代日本社会についての分析・評論を広く手がける。小説、戯曲も執筆
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