内容説明
あの部長とはうまくいくが、この課長とはダメ。息子が2人、でもかわいいのは下の子。父親よりは、母親と仲がいい―。人と人の間には、好き嫌いを超越した「相性」がある。それを決定するのは「兄弟姉妹」だった!すべての人を生まれ順で第一子、真ん中っ子、末っ子、そして一人っ子の4つの型に分類、それぞれの性質と人間関係の傾向を分析する。知ればほっとする、決定版「相性の法則」。
目次
1 「妹が大きらいなの」
2 兄弟姉妹でどう違う
3 甘えの原理と共感の原理
4 結婚の相性
5 「子は鎹」のわけ
6 悪い相性を克服する
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953(昭和28)年東京生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。元日本女子大学教授。宗教学からはじまり、現代日本社会についての分析・評論を広く手がける。小説、戯曲も執筆
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuki
21
昔、こんなことで悩んだ。友人によって、甘えてばかりの自分もいるし甘えられてばかりの自分もいる。どれが本当の自分なんだろう、と。その時自分なりに出した結論は、どれも自分だから気にしなくていい、というもの。ちょっと無理矢理(笑)しかし本書が、その悩みを納得できる説明と共に解決してくれた。というのも、それは自分と友人が、第一子なのか、真ん中っ子なのか、末っ子または一人っ子なのか、ということが関係しているというのである。読んでいて納得できたし面白かった。結婚についての相性も出ていたので今後の参考にしよう(笑)2013/07/02
Humbaba
4
他の人とうまくやっていけるのか,それとも問題が起こってしまうのかという相性は存在している.その相性には兄弟関係というものが大きく影響している.自分の生まれとあいての生まれを知れば,上手くいかないということも理解できるかもしれない.2010/10/13
さとも
3
相性について読みたくて再読。兄弟姉妹関係から良い相性を考える本作。甘えさせる、甘える関係は結びつきが強い。甘えるの苦手だなと思っていたのは自分が長子だからかなと思いました。2022/05/12
kaji
3
確率的なものじゃない?そういう意味では占いと同じような気がした。人間百人百様、一人ひとり相性が違う。相性の善し悪しは分かるけど、その根本的解決は読者任せ。その「人」を見るから相性がどうのこうのとなる。その人の背後にある「大いなる意図」を汲み取らなければ、なかなかうまくいくもんじゃないな。2012/07/19
真香@ゆるゆるペース
1
兄弟姉妹の生まれ順の相性、わりかし当たってると思います。長女の私は末っ子さんと不思議と合うなと思うことが多いので… 100%当てはまるというわけではないけど、血液型よりは信憑性あるような。
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