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空白の北朝鮮現代史―白頭山を売った金日成

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106100192
  • NDC分類 319.210
  • Cコード C0222

内容説明

朝鮮民族(韓民族)が「民族の聖山」として仰ぐ白頭山は、中国と朝鮮との間で長年にわたってその帰属が争われてきた。ところが一九六二年、金日成は中国と極秘条約を結び、朝鮮戦争支援への見返りとして、この山の半分を中国に譲り渡していたのだ。東アジアに残る知られざる国境紛争の歴史をたどりつつ、民族共有の財産まで私物化し、民族に対する裏切り行為を平然と行ってきた金日成・金正日親子の罪を告発する。

目次

第1章 民族の聖なる山(白頭山への道;崔南善の嘆き ほか)
第2章 白頭山の石碑と国境線問題(白頭山は歴史とともに;白頭山石碑「定界碑」の謎;日露戦争後の間島問題)
第3章 金日成・金正日の犯罪(白頭山を中国に渡した金日成;白頭山と金正日の山ではない;民族的課題として)
第4章 国境の町を訪ねて(延吉のアジメたち;「北からの亡命者を助けてほしい」 ほか)

著者等紹介

金基燦[キムキチャン]
1938年神奈川県生まれ。地元の高校から東京の私立大学を卒業後、朝鮮総連の専従活動家として数十年をおくる。86年、北朝鮮の独裁体制とそれに追随する朝鮮総連に幻滅し、組織を離れる。現在は焼肉店を経営する一方、北朝鮮の人権問題に取り組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2024/02/18

おらひらお

1
2003年初版。中国と北朝鮮の国境をめぐる争いを歴史的に振り返る内容。間島が島でなかったことをはじめて知る。2011/03/01

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