新潮選書<br> 荷風の昭和〈後篇〉偏奇館焼亡から最期の日まで

個数:
電子版価格
¥2,860
  • 電子版あり

新潮選書
荷風の昭和〈後篇〉偏奇館焼亡から最期の日まで

  • ウェブストアに20冊在庫がございます。(2026年01月07日 12時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 592p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106039287
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

出版社内容情報

昭和と対峙し続けた荷風は奇人と見られながら戦後を生き抜く。荷風の精神を支えた大量の蔵書と共に、偏奇館は空襲で焼け落ちた。戦後、老文士は戦災のトラウマに悩まされ、奇人として有名になる。しかし尚も権威を嫌い、新憲法を嗤い、ストリップを楽しんで、市井の男女の情愛を描き続けた。著者自ら「これを書きあげたらいつ死んでもいい」と筆を振るった荷風論にして昭和論の金字塔!

内容説明

昭和と対峙し続けた荷風は奇人と見られながら戦後を生き抜く。永井荷風の精神を支えた大量の蔵書と共に、偏奇館は空襲で焼け落ちた。戦後、老いた荷風は戦災のトラウマに悩まされ、奇人として有名になる。しかし尚も権威を嫌い、新憲法を嗤い、ストリップを楽しんで、市井の男女の情愛を描き続けた。著者自ら「これを書きあげたらいつ死んでもいい」と筆を振るった、荷風論にして昭和論の金字塔!

目次

鰹節と日米開戦
太平洋戦争下の日々
戦時下にも「別天地」あり
建物疎開続く
空襲下の日々
偏奇館燃ゆ
偏奇館を焼かれたあと
東中野で五月二十五日の大空襲に遭う
明石での束の間の平穏
岡山で四たび空襲に遭う
岡山空襲のあとで
終戦まで―勝山で谷崎に会う
戦時下に書かれた小説「踊子」『浮枕』など
戦時下に書かれた『問はずがたり』のこと
岡山を去る日
岡山から熱海へ
熱海での日々
大家の復活
熱海から市川へ
占領下の市川〔ほか〕

著者等紹介

川本三郎[カワモトサブロウ]
1944年東京生まれ。文学、映画、漫画、東京、旅などを中心とした評論やエッセイなど幅広い執筆活動で知られる。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞・桑原武夫学芸賞)、『白秋望景』(伊藤整文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ポテンヒット

17
前後篇合わせて千頁以上の大作ながら、名エッセイストでもある著者の文章に引き込まれ長さを感じさせない。度々引用される「断腸亭日乗」も文章の巧さは勿論のこと、漢文のリズムの良さがあり読みやすい。荷風の伝記であり、昭和風俗の歴史書でもある。空襲で焼け出された人と免れた人との意識の違い。被災した人を疫病神のように見る人もいた事、空襲での夥しい遺体を速やかに処理する人がいた事など戦争の側面を知る事も出来た。荷風は晩年、奇行者のように語られるが、三度も空襲で焼け出された経験が影響しているのではという説は卓見。2025/11/20

果てなき冒険たまこ

7
荷風先生の断腸亭日常をもとに第二次世界大戦から亡くなるまでをいろんな資料によって昭和史を追いかける下巻。荷風先生は世間から離れたところに身を置こうとして変人だのなんだの言われていたけどだからこそ見える日本の風景があったんだと思う。戦争に対する批判も私娼窟通いもどこか他人の目を通して見ている感じがする。それが作品にどう関係したのかは今の読書量じゃ語れないけど行動のほとんどが作品のためという視点は重要じゃないかな。まぁこんなじーさんが近くにいたら嫌だろうけどねw2025/08/04

かやは

4
日米開戦から荷風が亡くなるまで。▽空襲で偏奇館が(大量の蔵書とともに)焼け、避難先の東中野で、疎開先の明石と岡山で、計4回も空襲に遭う荷風。伝記として荷風がどうしたかだけでなく、本書は戦災に遭った者と無事だった者の間に出来るミゾや、罹災者を厄介者とする「普通の人びと」の心情なども描き、"小文字の昭和史"の面目躍如と言ったところ。▽時代の空気を描いた文化や風俗の歴史書としても読まれ続ける作品でしょう。▽それにしても、一行しか書かれていないけど、猫を多頭飼いしてて疎開を断念する大佛次郎のインパクトですよ。2025/12/31

Gen Kato

4
永井荷風の「奇人」ぶりは戦災を3度も経験したからではないか、というのはこれまでにない観点かも。あと『日乗』に記された謎マーク、あれ、自慰のことだと自分も思います。てか、荷風ってたぶん遊び人というよりオ○○○○ですよね(だから結婚も誰かと同居も持続できないのだと思う)。ともかく前後巻、共感も異論も多々あり、読みごたえありました。2025/08/28

アンコ椿

1
荷風先生はたぐいまれなる女性崇拝者なのだ!2025/11/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22606074
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品