新潮選書<br> 外務官僚たちの大東亜共栄圏

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新潮選書
外務官僚たちの大東亜共栄圏

  • 熊本 史雄【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106039263
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0331

出版社内容情報

国際派エリートたちは、どこで道を間違えたのか? 日露戦で満蒙権益を獲得した日本は、その維持を最重要課題として勢力拡張に舵を切る。だが国益追求に邁進する外務省は、次々と変化する情勢の中で誤算を重ね、窮地を打開するため無謀な秩序構想を練り上げていく。小村寿太郎から幣原喜重郎、重光葵まで、国際派エリートたちが陥った「失敗の本質」を外交史料から炙り出す。

内容説明

国際派エリートたちは、どこで道を間違えたのか?日露戦で満蒙権益を獲得した日本は、その維持を最重要課題として勢力拡張に舵を切る。だが国益追求に邁進する外務省は、次々と変化する情勢の中で誤算を重ね、窮地を打開するため無謀な秩序構想を練り上げていく。小村寿太郎から幣原喜重郎、重光葵まで、国際派エリートたちが陥った「失敗の本質」を外交史料から炙り出す。

目次

序章 拡大する権益、継受される思想
第一章 「満蒙」概念の誕生―小村寿太郎と日露戦後経営:一八九五‐一九一二年
第二章 「満蒙供出」論の提唱―小村欣一の「新外交」呼応論の可能性:一九一七‐一九一九年
第三章 「満鉄中心主義」の前景化―大陸国家の「国益」と幣原喜重郎:一九二〇‐一九三一年
第四章 「精神的帝国主義」論の提唱―傍流外務官僚たちの「逆襲」と挫折:一九三一‐一九三二年
第五章 「東亜」概念の衝撃―アジア・モンロー主義と重光葵:一九三三‐一九三五年
第六章 「興亜」概念の受容―日中戦争と外務省:一九三七‐一九三八年
第七章 「東亜新秩序」の可能性―有田八郎による地域主義的広域経済圏の模索:一九三八‐一九四〇年
第八章 「大東亜共栄圏」構想の実相―松岡洋右の世界秩序構想と南洋開発:一九四〇‐一九四二年
第九章 「大東亜共同宣言」の虚実―重光葵の描いた「大東亜」の〈かたち〉と〈なかみ〉:一九四三年
終章 求められる「慎慮」、問われる「外交感覚」

著者等紹介

熊本史雄[クマモトフミオ]
1970年、山口県生まれ。筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒業。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。博士(文学)。外務省外交史料館外務事務官などを経て、駒澤大学文学部教授。専門は日本近代史、日本政治外交史、史料学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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