出版社内容情報
2世紀もの間、誰も気づかなかった殺人事件が今、解決する! 米文学史に名を刻む天才作家にして「推理小説の始祖」ポーは、なぜある時から突然、推理小説を書くのをやめたのか? 世界最高峰のミステリ賞〈エドガー賞〉(評論・評伝部門)で日本人初の最終候補、『謎ときサリンジャー』で小林秀雄賞受賞の稀代の〈文学探偵〉による世紀の「発見」とは。作家解釈をも揺るがす震撼の論考。
内容説明
2世紀もの間、誰も気づかなかった殺人事件が今、解決する!米文学史に名を刻む天才作家にして「推理小説の始祖」ポーは、なぜある時から突然、推理小説を書くのをやめたのか?世界最高峰のミステリ賞(エドガー賞)(評論・評伝部門)で日本人初の最終候補、『謎ときサリンジャー』で小林秀雄賞受賞の稀代の(文学探偵)による「世紀の発見」とは。作家解釈をも揺るがす震撼の論考。
目次
序章―「犯人はお前だ」全文訳
第一章 挑発
第二章 矛盾
第三章 未解決殺人事件
第四章 鏡像
第五章 もう一つの完全犯罪
第六章 デュパンの誕生
第七章 アナリシスとアナロジー
第八章 謎のカギをひねり戻す
著者等紹介
竹内康浩[タケウチヤスヒロ]
1965年、愛知県生まれ。アメリカ文学者。北海道大学大学院文学研究院教授。東京大学文学部卒。Mark X:Who Killed Huck Finn’s Father?(マークX―誰がハック・フィンの父を殺したか)がアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)の評論・評伝部門で日本人初の最終候補となる。『謎ときサリンジャー―「自殺」したのは誰なのか』(朴舜起氏との共著、新潮選書)で第21回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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