出版社内容情報
半世紀を振り返ると見えてくる、アメリカの未来。ベトナム敗戦に始まり、冷戦終結、九・一一、グローバル化、イラク戦争、貧富の格差、米中対立までの五〇年――カーター、レーガン、ブッシュ父子、クリントン、オバマそしてトランプと、最強の超大国を動かした九人のリーダーたちの功罪と知られざる内幕を一気読み。「次のアメリカ」を見通すための政治外交史の決定版!
内容説明
半世紀を振り返ると見えてくる、アメリカの未来。1970年代半ば、ベトナム敗戦とニクソン大統領の辞任に始まり、冷戦終結、9・11を経て米中対立までの50年―カーター、レーガン、ブッシュ父子、クリントン、オバマそしてトランプと、9人のリーダーたちは国力と自信の回復に努めた。いま「衰退」が嘆かれる中でアメリカはどこへ向かうのか?過去を知り、未来を見通すための政治外交史。
目次
プロローグ 二〇二一年一月二〇日
第1章 ジェラルド・フォードの「癒し」とデタントの黄昏
第2章 ジミー・カーターの人権外交と挫折
第3章 「われわれが勝ち、彼らが負ける」―レーガンの時代
第4章 外交の勝利と内政の敗北―ジョージ・H・ブッシュ政権
第5章 ホワイトハウスのベビーブーマー―クリントンの台頭と汚辱
第6章 「放蕩息子」、テロと闘う―ブッシュ・ジュニア政権の果敢な失敗
第7章 「変化!」―バラク・オバマの挑戦と逆風
第8章 トランプ対バイデン―死闘
エピローグ 二〇二五年一月二〇日
著者等紹介
村田晃嗣[ムラタコウジ]
1964年、神戸市生まれ。同志社大学法学部卒業。神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。ジョージ・ワシントン大学留学、広島大学総合科学部助教授、同志社大学法学部助教授などを経て、2005年より同教授。2013年から2016年まで同志社大学学長を務める。著書に『大統領の挫折―カーター政権の在韓米軍撤退政策』(アメリカ学会清水博賞、サントリー学芸賞受賞)、『戦後日本外交史』(共著、吉田茂賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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