新潮選書<br> ごまかさないクラシック音楽

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新潮選書
ごまかさないクラシック音楽

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038969
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C0373

出版社内容情報

美しい旋律に隠された「危険な本音」とは――? バッハ以前はなぜ「クラシック」ではないのか? ハイドンが学んだ「イギリス趣味」とは何か? モーツァルトが20世紀を先取りできた理由とは? ベートーヴェンは「株式会社の創業社長」? ショパンの「3分間」もワーグナーの「3時間」も根は同じ? 古楽から現代音楽まで、「名曲の魔力」を学び直せる最強の入門書。

内容説明

西洋音楽のオモテとウラがよくわかる「最強の入門書」!バッハは戦闘的なキリスト教伝道者。ベートーヴェンは西側民主主義のインフルエンサー。ロマン派は資本主義のイデオロギー装置。ワーグナーはアンチ・グローバリスト。ショスタコーヴィチは軍事オタク。古楽から、古典派、ロマン派、国民楽派、そして現代音楽までを総ざらいし、名曲に秘められた「危険な思想」を語り尽くす。

目次

第1章 バッハは「音楽の父」か(「神に奉納される音楽」;「表現する音楽」の始まり;音楽の自由と検閲;なぜバッハは「音楽の父」になった?;バッハと靖國神社?;バッハと占星術?;バッハとプロテスタント;“マタイ受難曲”の異様さ;恐るべし、音楽布教;バッハの本質は「コンポジション」;バッハは「おもしろい」vsショパンは「好き」;グールドと“ゴルトベルク変奏曲”;グールドとランダム再生;ポスト・モダンを先取りしていたバッハ?;『惑星ソラリス』におけるバッハ;バッハが辿り着いた「超近代」)
第2章 ウィーン古典派と音楽の近代 ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン(ハイドン;モーツァルト;ベートーヴェン)
第3章 ロマン派というブラックホール(ロマン派とは何か;ロマン派と「近代」;ワーグナーのどこがすごいのか)
第4章 クラシック音楽の終焉?(第二次世界大戦までのクラシック音楽;第二次世界大戦後のクラシック音楽)

著者等紹介

岡田暁生[オカダアケオ]
1960年、京都市生まれ。音楽学者。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。京都大学人文科学研究所教授。『オペラの運命』でサントリー学芸賞、『ピアニストになりたい!』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、『音楽の聴き方』で吉田秀和賞、『音楽の危機』で小林秀雄賞受賞

片山杜秀[カタヤマモリヒデ]
1963年、仙台市生まれ。政治思想史研究者、音楽評論家。慶應義塾大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部教授。『音盤考現学』および『音盤博物誌』で吉田秀和賞、サントリー学芸賞を受賞。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

126
バッハ以前から現代音楽まで、博覧強記の二人が縦横無尽に語り合う。二人が発する比喩や連想が面白い:「(ウェーバーをもじって)バッハの音楽と資本主義の精神」「モーツァルトと万葉集」「ベートーヴェン株式会社」「ワーグナーはロマン派のブラックホール」「ニーベルングの指環と資本論」「マーラーと太宰治」。楽しそうな二人の対談は、学生時代、下宿で、同じような話題で友人と夜を明かして語り合った時のノリと一緒だなあと懐かしくなる。「クラシック音楽は、世界を知る、歴史を知る、人間を知るツール」(片山先生)の楽しさである。2023/08/08

美東

24
岡田暁生と片山杜秀の両氏は、私とほぼ同世代。二人のクラシック音楽おたくによる妄想的雑談のようにもとれるが、びっくりするほど情報量がある。  132頁 ”岡田 ベートーヴェンはただの「いい音楽」じゃない、ひとつの「世界観」なんですよね。それでは、私も映画の話を。アルゼンチンの作曲家のマウリシオ・カーゲルなんですが・・・・・・。” (中略) ”あの人、映画もつくりますよね。そのカーゲルに「ルートヴィヒ・ヴァン」(一九六九)という短編映画があるんですよ。YouTubeで観ることができます。”2023/08/08

ムーミン2号

18
個人的に、対談をされているこのお二方は、クラシック音楽評論において一番信頼している方々だ。本書を読んで、それが揺らぐようなことはもちろんない。ないどころか、このお二人が書かれた本をもっと読んでみたい! と思わされた。バッハ、ベートーヴェン、ワーグナーこそがクラシック音楽の三大天才であったことがよく理解できる。三人の頭文字をとれば 二大B+大W とでもなるのだろうか。音楽の理論的なことは全く分からないが、これからも好きな曲を好きなように聴いていっていいんだ、と勝手に理解した。2023/08/10

きゃれら

17
読み友さんはつぶやきでご存知と思うが、僕はよくクラシックのコンサートに行く。実は、ここ数年のことだ。遅れてきた、歴史を生半可にしか知らないファンとして、これほど最適な本はなかった。ロシアによるウクライナ侵攻を受けての章もあり、「クラシック音楽」が世界史の中で果たしてきた役割について、全く忖度なく=ごまかさずに語りつくしてくれている。自分がうまく理解できていないマーラーの話なども、なるほどなあと思わされた。さて、この春初めて長い長いワーグナーのオペラを観に行くのだが、果たして僕も洗脳されるのだろうか。2024/02/05

ろべると

11
岡田暁生と片山杜秀。クラシック音楽を、社会史や思想とともに論じることでは追随を許さないお二人が語り合うのだから、面白くないはずがない。その博覧強記ぶりにも改めて驚く。改めて感じたのは、音楽様式がその時代の社会的状況を色濃く反映して変遷してきたということだ。作曲された当時は勿論のこと、近年の日本での受容においても、高度成長期は第九などのベートーヴェン、バブル期は豪華なオペラ、そして肥大化したマーラーがもてはやされ、今は癒し系の古楽や環境音楽へ。社会に閉塞感が漂う中、今後クラシック音楽は何処に向かうのだろう。2023/08/19

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