出版社内容情報
「ウクライナ対ロシア」だけでは分からない「戦争の本質」 2022年2月に始まった一方的な侵攻は、ロシアの戦争を超えて欧州全体の問題――「欧州戦争」になった。欧州が結束して武器や弾薬の供与に踏み切った背景、欧州全域を巻き込んだエネルギー危機の行方は? 欧州の安全保障を専門とする著者がこの大転換の構造を分析し、「ウクライナ後の世界」の課題と日本の選択を探る。
内容説明
この戦争を理解する鍵は「欧州」にある!2022年2月に始まった一方的な侵攻は、ロシアの戦争を超えて欧州全体の問題―「欧州戦争」になった。欧州が結束して武器や弾薬の供与に踏み切った背景、欧州全域を巻き込んだエネルギー危機の行方は?欧州の安全保障を専門とする著者がこの大転換の構造を分析し、「ウクライナ後の世界」の課題と日本の選択を探る。
目次
第1章 ウクライナ侵攻の衝撃(「さらなるウクライナ侵攻」前夜の攻防;プーチンの主張する「NATO不拡大約束」とは何だったのか ほか)
第2章 ウクライナ侵攻の変容(武器供与をいかに引き出すか;「安全の保証」問題の再浮上 ほか)
第3章 結束するNATO(NATOの冷戦後は何だったのか;北欧に拡大するNATO―フィンランドとスウェーデンの選択 ほか)
第4章 米欧関係のジレンマ(トランプからバイデンへ;アフガニスタン撤退の試練 ほか)
第5章 戦争のゆくえと日本に突きつけるもの
著者等紹介
鶴岡路人[ツルオカミチト]
慶應義塾大学総合政策学部准教授。1975年東京都生まれ。専門は現代欧州政治、国際安全保障。慶應義塾大学法学部卒業後、米ジョージタウン大学を経て英ロンドン大学キングス・カレッジで博士号取得(PhD in War Studies)。在ベルギー日本大使館専門調査員、防衛省防衛研究所主任研究官、英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)訪問研究員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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