新潮選書<br> 中国語は不思議―「近くて遠い言語」の謎を解く

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中国語は不思議―「近くて遠い言語」の謎を解く

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  • サイズ 46判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038921
  • NDC分類 820
  • Cコード C0387

出版社内容情報

漢字、語彙、文体……こんなに似ていて、こんなに違う! 日本語と多くの共通点がありながら、発音や文法などが大きく異なる「近くて遠い」中国語。なぜアメリカは“美国”なのか? 過去形がないのに、過去をどう語る? 7ヶ国語に精通した研究者が、ふとした疑問から文化や思想までをも解き明かす。初心者から上級者まで新しい発見がある、目からウロコのおもしろ語学エッセイ。

内容説明

漢字、語彙、文体…こんなに似ていて、こんなに違う!日本語と多くの共通点がありながら、発音や文法などが大きく異なる「近くて遠い」中国語。なぜアメリカは“美国”なのか?過去形がないのに、過去をどう語る?7ヶ国語に精通した研究者が、ふとした疑問から文化や思想までをも解き明かす。初心者から上級者まで新しい発見がある、目からウロコのおもしろ語学エッセイ。

目次

第1章 簡体字を巡るエトセトラ
第2章 音声とピンイン表記
第3章 語彙のはなし
第4章 『三国志演義』を原文で読むには
第5章 品詞と語順のはなし
第6章 中国語の「時間」のはなし
第7章 “是”は「コレ」である
第8章 中国語の「一つの文」
第9章 「並列」することの美学

著者等紹介

橋本陽介[ハシモトヨウスケ]
1982年埼玉県生まれ。お茶の水女子大学基幹研究院准教授。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は中国語を中心とした文体論、テクスト言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

60
面白かった(特に脱線したところが抜群に)。やはりヨーロッパ語の文法で考えちゃダメですね、中国語は。 どこまでも続けられる、流水文(著者命名)、言えてる。2024/03/24

サアベドラ

37
中国語学者による中国語と中国語文法をネタにしたエッセイ。2022年刊。簡体字とピンインに関する最初の数章はオリジナルで楽しめたが、それ以降は同趣旨の前著『中国語はどのような言語か』(東方書店)と重複する内容が多く、例文まで同じで若干の手抜きを感じる。時折かなり唐突に挟まる個人的なエピソードといい、妙に馴れ馴れしい文体といい(前著にはいずれもなかったと思う)、一般読者を意識して少し無理をしている感がある。それなりに楽しめたが、黒田龍之助や相原茂のすごさを改めて実感する読書だった。2023/02/21

さとうしん

15
9月刊行の同氏の『中国語はどのような言語か』の一般向けバージョンにして補足的な本。内容も重複している部分が多い。前著で触れられていないネタ(オビにある「なぜアメリカは美国なのか?」など)や随所に差し挟まれる余談に興味があればというところ。序盤に2、3箇所出てくるマルクス主義、中国共産党disが鼻につく。(著者としては冗談のつもりなりだろうけど)2022/11/27

Iwata Kentaro

6
献本御礼。ぼくのような万年中国語初級学習者にはとても新説な本。後半はぼくのレベルではちとしんどい。再読必至。非常に読みやすい。ガルシア・マルケスも水滸伝も再読したし。2022/12/31

Myrmidon

4
中国語よもやま話。言語学的に独自の視点などが盛り込まれているのだろうが、自分の中国語レベル(ピンインの読み方くらいは何とか分かる・・・)ではピンと来ない話が多く、残念。筆者の専門上当たり前なのだが、特に後半では文学の例が多くなり、個人的に興味が引かれなかったのも一因か。とはいえ、音韻の相補性や品詞と語順、文の接続に関する並列の考え方なんかは興味深く読めた。2023/01/12

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