新潮選書
宮沢賢治―デクノボーの叡知

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  • サイズ B6判/ページ数 395p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106038464
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

内容説明

ほとんどの作品を「未定稿」のまま遺した宮沢賢治。生涯にわたり書き換え続けられたその手稿が示す「揺らぎ」と可能性を丹念に追うなかで、賢治世界=イーハトーブのまったく新しい姿が見えてきた。石、風、火山、動物などの実在物や、心象、未完といった構造に隠された賢治の創造原理を解き明かし、いまを生きる私たちの「倫理」を問う、画期的批評。

目次

1 太平洋にタイタンは要らない―“海”について
2 模倣の悦び―“動物”について
3 風聞と空耳―“風”について
4 天と内臓をむすぶもの―“石”について
5 愚者たちの希望―“デクノボー”について
6 内なるレンブラント光線―“心象スケッチ”について
7 方角の旅人たち―“北”について
8 終わらない植民地―“未完”について
9 無可有郷からの通信―“ユートピア”について
10 血、虹、半影の夢―“死”について

著者等紹介

今福龍太[イマフクリュウタ]
文化人類学者・批評家。1955年東京に生まれ湘南で育つ。1980年代初頭よりメキシコ、カリブ海、アメリカ南西部、ブラジルなどに滞在し調査研究に従事。その後、国内外の大学で教鞭をとりつつ、2002年より群島という地勢に遊動的な学び舎を求めて「奄美自由大学」を創設し主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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出版社内容情報

愚者の「助け」だけがもたらす希望――賢治が創造した物語世界の原理を解き明かし、いまを生きる私たちの倫理を問う、画期的批評。

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