出版社内容情報
日本の仏教理解は、なぜかくも「いい加減」なのか。二人の仏教者が、ブッダの教えに立ち返り、根本原理から問う「最強の仏教入門」。
内容説明
どのお経が「正典」なのか。「梵天勧請」はなぜ決定的瞬間なのか。釈迦が悟ったのは本当に「十二支縁起」なのか。「無我」と「輪廻」はなぜ両立するのか。善い行いをしても「業」は生じるのか。日本仏教にはなぜ「サンガ」がないのか。日本の仏教理解における数々の盲点を、二人の仏教者が、ブッダの教えに立ち返り、根本から問い直す「最強の仏教入門」。
目次
序章 仏教とは何か(仏教の不思議;「正典」は何か ほか)
第1章 仏―ブッダとは何者か(仏伝を読む;ブッダは実在したか ほか)
第2章 法―釈迦の真意はどこにあるのか(仏教の基本OS;縁起 ほか)
第3章 僧―ブッダはいかに教団を運営したか(サンガと律;サンガは本当に必要なのか ほか)
著者等紹介
佐々木閑[ササキシズカ]
1956年、福井県生まれ。花園大学文学部仏教学科教授。京都大学工学部工業化学科および文学部哲学科仏教学専攻卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。カリフォルニア大学大学院留学を経て、現職。文学博士。専門は仏教哲学、古代インド仏教学、仏教史
宮崎哲弥[ミヤザキテツヤ]
1962年、福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部社会学科卒業。テレビ、ラジオ、雑誌などを舞台に、政治哲学、生命倫理、仏教論、サブカルチャー分析を主軸とした評論活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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