出版社内容情報
「平和」と「民主主義」を理想に生まれたはずのEU。この先にあるのは絶望か、希望か? 「危機の正体」をえぐる、現場からの報告。
なぜ「欧州」は今、私たちをこんなに不安にさせるのか――。パリの無差別テロ、溢れる難民、財政破綻、そして右傾化――。「平和」をかかげ「民主主義」を育んだEUの国々が今、躓いている。在仏四十年、欧州を見続けたジャーナリストが見抜く「危機の本質」が「民主主義の現在地」を明らかにする! さまよえる世界の行方と日本が最も知るべき「本当の欧州」を捉えた緊急レポート。
内容説明
パリの無差別テロ、溢れる難民、財政破綻、右傾化―。「平和」をかかげ「民主主義」を育んできたEUの国々が今、“何か”に躓いている。在仏四十年、欧州を見続けたジャーナリストが、EUの生い立ちから丹念にたどり見抜いた「危機の本質」、そして浮かび上がってくる「民主主義」の現在地とその行方。さまよえる世界と日本が最も知るべき欧州の実像を捉えた現地からの緊急レポート。
目次
序章
第1章 欧州議会選挙ショック
第2章 EUとギリシャの危険なドラマ
第3章 「共同体」の選択
第4章 別の欧州
第5章 民主主義の出口
終章
著者等紹介
広岡裕児[ヒロオカユウジ]
1954年、川崎市生まれ。大阪外国語大学フランス語科卒。パリ第三大学(ソルボンヌ・ヌーベル)留学後、フランス在住。フリージャーナリストおよびシンクタンクの一員として、パリ郊外の自治体プロジェクトをはじめ、さまざまな業務・研究報告・通訳・翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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