出版社内容情報
なぜハックの父は殺されたのか、くり返される死の逸話、結末に潜むごまかし……名作冒険譚は、実は“父殺し”を描く推理小説だった!
名作冒険譚は、作者マーク・トウェインのトラウマを描くミステリーだった! 作中、何者かに殺されたハックの父。その犯人が見つからぬままに終ってしまうのはなぜか? 執拗にくり返される死にまつわる迷信や逸話、その隠喩に込められた真の意味とは? そして周到に仕組まれた結末の「ごまかし」とは? ??父殺し?という観点で読み直してみると、秘められたトウェインの驚きの過去が露わとなる――。
内容説明
作中、何者かに殺されたハックの父。その犯人が見つからぬまま終ってしまうのはなぜか?執拗にくり返される死にまつわる迷信や逸話、その隠喩に込められた真の意味とは?そして周到に仕組まれた結末の「ごまかし」とは?名作冒険譚は、作者マーク・トウェインのトラウマを描くミステリーだった!
目次
序章 推理小説だった『ハックルベリー・フィンの冒険』
第1章 ハックルベリー未解決殺人事件
第2章 足跡と探偵小説群
第3章 十字
第4章 解剖―トウェインのリンゴ
第5章 禁止と誘惑
第6章 余白のエディー
第7章 霧の中で起きたこと
エピローグ フロイトが読むトウェイン
著者等紹介
竹内康浩[タケウチヤスヒロ]
1965年、愛知県生まれ。東京大学文学部卒業。一橋大学大学院助教授、奈良女子大学大学院准教授などを経て、北海道大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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