出版社内容情報
歴史を学ぶとは史実や年号を暗記することではなく、過去の人々の息遣いを感じること――。斯界の泰斗による「生ける古代学」の勧め。
斯界の泰斗が伝える「生ける古代学」、真の魅力。「これは後学への私の遺言である」――歴史を学ぶとは、史実や年号を暗記したり文献を漁ることではない。過去の人々の息遣いを感じ、喜び、悲しみを共に味わい、それを現在の自分たちの生活の中に生かし、未来を展望することである―― 。折口信夫、西田直二郎に学び、爾来六十余年、「生きた歴史学」を目指し続けた著者が自らの研究史を振り返り、その真髄を伝授する。
内容説明
歴史を学ぶとは、史実や年号、人物を暗記したり、研究室に閉じこもり文献を漁ることではない。過去の人々の息遣いを感じ、喜び、悲しみを共に味わい、それを現在の自分たちの生活の中に生かし、未来を展望することである―。折口信夫、西田直二郎に学び、爾来六十余年、斯界の泰斗が伝える「生ける古代学」、真の魅力。
目次
はじめの章 古代学をめざして
第1章 文書と記録の活用
第2章 木簡・金石文に学ぶ
第3章 遺跡と史料の対応
第4章 口頭伝承の内実
第5章 折口古代学の発展的継承
第6章 歴史のみかたの再検討
著者等紹介
上田正昭[ウエダマサアキ]
1927年、兵庫県生まれ。歴史学者。専門は古代史、神話学。京都大学文学部卒業。京都大学名誉教授、世界人権問題研究センター理事長、高麗美術館館長、島根県立古代出雲歴史博物館名誉館長。勲二等瑞宝章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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