出版社内容情報
日本を滅亡から救え――スパイマスター小野寺武官が北欧の都から打電した緊急情報の数々。欧米を震撼させた男の足跡を完全スクープ。
日本を滅亡から救え――欧米を手玉に取った男の崖っぷち情報戦。スクープ満載! 独ソ戦を予言し、対米参戦の無謀を説き、和平工作に砕身した陸軍武官・小野寺信。同胞の無理解に曝されつつも、大戦末期、彼は史上最大級のヤルタ密約情報を入手する。ソ連の対日参戦近し―― しかしその緊急電は「不都合な真実」ゆえに軍中枢の手で握り潰された。連合国を震撼させた不世出の情報戦士、その戦果と無念を描く。
内容説明
同胞の無理解を超えて独ソ戦を予言し、対米参戦の無謀を説き、王室を仲介とする和平工作に砕身した小野寺信。大戦末期、彼は近代史上最大級の「ヤルタ密約」を掴み、ソ連の日本参戦情報を打電する。ユダヤ系諜報網から得た正確無比なオノデラ電は、しかし我が国中枢の手で握り潰された。欧米を震撼させた不世出の情報士官の戦果と無念を完全スクープ。
目次
第1章 日本が世界地図から消える!?―ヤルタ密約情報は届いたか
第2章 和平工作の予行演習―任地がその運命を決めた
第3章 ドイツが最も恐れた男―同盟国の欺瞞工作を暴く
第4章 日米開戦は不可なり―北欧の都からの冷徹な眼
第5章 ヤルタ密約情報来たる―存亡をかけたインテリジェンス
第6章 間に合った「国体護持」情報―8月14日にそれは届いた
第7章 対ソ幻想の謎を解く―天皇の意思を曲解した人々
著者等紹介
岡部伸[オカベノブル]
1959年生まれ。産経新聞編集委員。1981年、立教大学社会学部社会学科を卒業後、産経新聞社に入社。社会部記者として警視庁、国税庁などを担当後、米デューク大学、コロンビア大学東アジア研究所に客員研究員として留学。外信部を経て1997年から2000年までモスクワ支局長として北方領土返還交渉や政権交代などを現地で取材。社会部次長、社会部編集委員、大阪本社編集局編集委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
kawa
姉勤
駄目男
ロッキーのパパ