新潮選書<br> 西行と清盛―時代を拓いた二人

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新潮選書
西行と清盛―時代を拓いた二人

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  • サイズ B6判/ページ数 378p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106036927
  • NDC分類 911.142
  • Cコード C0395

出版社内容情報

一一一八年生まれの二人の男──中世を代表する歌僧と武士は十二世紀の日本をいかに生き、新たな時代をどう拓いたのか? 中世史研究の泰斗、渾身の書下ろし。

内容説明

1118年生まれの二人の男。片や二十三歳で出家し、中世を代表する歌僧となって往生し、片や十代から出世街道をひた走り、武者の世の栄華を極めたすえに滅亡した。文と武、聖と俗―いかにも対照的な彼らは十二世紀の日本をいかに生き、新たな時代の文化と政治をどう拓こうとしたのか?中世史研究の泰斗、渾身の書き下ろし七〇〇枚。

目次

第1章 武士の歩む道
第2章 遁世の営み―二十代の旅立ち
第3章 奥州と厳島
第4章 高野参籠―三十代の決断
第5章 世の中の大事
第6章 アナタコナタ―充実の四十代
第7章 讃岐の聖と福原の入道
第8章 接近する二人―五十代の挑戦
第9章 勧進とクーデター
第10章 武者のおこり―六十代の別れ
第11章 願はくは

著者等紹介

五味文彦[ゴミフミヒコ]
1946年生まれ。東京大学文学部教授を経て、放送大学教授。東大名誉教授。『中世のことばと絵』でサントリー学芸賞を、『書物の中世史』で角川源義賞を受賞し、以後、日本中世史研究をリードして来た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

29
同じ年代の生き方が全然異なる二人なので対比していくのかなと思いましたが、そうでもなかったです。清盛は五味さんの本で読んだことがありましたので、西行が印象に残りました。2023/01/04

chisarunn

6
この二人、同じ年の生まれである。(1118年)同じ時代を生きた。方や新しい勢力であった武家のエリートとして、摂関政治の歴史にのまれることなく武家政治への途を開いた。方や身分は高くなかったが順風満帆の武士の地位、家族も捨てて出家遁世、自分の好きなことだけやって暮らすことにした。清盛が親の地盤を受け継いで政治家になった東大卒とすると、西行はワセダを中退して「オレ、ユーチューバーになるわ」と言って家出したってとこ?そういう社会状況を踏まえてみると西行の和歌は本当に面白い。後鳥羽院が高く評価したのもよくわかる。2022/01/06

酩酊石打刑

4
思っていたよりも本格的な評論文だった。西行の歌論といった性格が強い。十分に理解できたとはいえない。図書館の本なので、手元に長く置けない。そのうちに再読したいものだ。2013/04/24

huchang

3
意外と日本全国あちこち動いてるんやなぁ…こういう時代に成人できた人というのは、本当に頑丈にできてるんやなぁという感慨と、勧進聖と歌僧としての押しの強さと言うか図々しさ、これは嫌ってるいうか、うんざりしてる人おったんちゃうかーと思って読んでいたらそういう記述も出てきたりして、1冊で何度か美味しい本だと思う。面白かったのだが、仕事が忙しい時に読んだせいか何だったのか、よく眠れる本でもあった。面白かったのは確かなのだが、本当によく眠れた。2026/06/21

Mizhology

3
やっと読了! と言っても古文が苦手なのが痛い。西行さんの天才的な歌の良さが解るには頭が足りない。美しいという感じしか判らない…。歌僧という表現や、意外と政局を味方にしていた方だったのは、この本に教えてもらいました。それにしてもアクティブ。義経と同じぐらい行動していたとは。清盛も今回の大河ドラマより人間味を感じた。後白河法皇はますます謎に。けど魅力も増大♪参考文献を含め、フリガナが多くて助かりました!またいつか読みたい本。2012/12/05

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