内容説明
いかに生きるべきか、私たちの生活に悩みは尽きません。『大人のための偉人伝』などでお馴染みの著者が、ニーチェの箴言を通し、人生をよりよく生きるささやかな智恵を贈ります。身近なエピソードを交え、難解とされるニーチェ思想を平易に解説。
目次
第1章 人間的な、あまりに人間的な
第2章 人びととともに生きるのは難しい
第3章 わが道を行け
第4章 男らしく生きる
第5章 「私は何を知っているか」
第6章 この人を見よ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いろは
17
読書を趣味として、数々の作品を読んでいると、次第に、作品に奥深さや美しさを求めてしまう。そこで今回は、哲学のニーチェを手に取ったのだった。哲学と言えば、お堅くて難しいイメージではあるが、この作品は全くそんなこともなく、やや文学的であるとさえ言える。そして、ドストエフスキー、ショーペンハウアーなど、いろんな歴史上人物が登場するのも楽しい。ニーチェと一緒に、自分を、人生を、見つめ、考えることができた。私はこれからも、哲学の世界の奥深さと美しさに魅了されながら、もっともっと、言葉を、知を、愛していきたいと思う。2019/02/03
TONY
1
★★☆☆☆ ニーチェの言葉を著者が理解しやすく解説している本。個人的に解説がなくてもニーチェの名言集をネットで検索すれば事足りると思った。 以下のブログに気に入った言葉をまとめました。 http://chemical48.blog.fc2.com/2012/01/12
yuya
0
自分自身に方向を与えること、なんのための自由だそれは2019/10/04
かなで
0
専攻が哲学科で、実存主義が高校時代に好きだったことからニーチェを選び、とりあえず簡単なものから手を出そうと選び読んだ本。筆者の説明が上手であるからか、わりかし理解出来る部分が多かった。『人間的な、あまりに人間的な』の中の言葉が刺さった気がするので、そこからニーチェは攻めていこうかな、と。「永劫回帰」もう一度、と思える人生が歩めるといいですね。2018/06/07




