新潮コミック 黄色い零戦（イエロー・ファイター）

小沢さとる

新潮社（1988/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 254p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784106030017
• NDC分類 726.1

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Galilei]

『風立ちぬ』宮崎駿ご自身もこっちだろう。『紅の豚』のサボイア、カーチス優勝はマニアじゃなきゃ。さて小澤さとるの堀越二郎、シュールともいえる海軍のミッションをenable to. 一見淡々と見えるけど、堀越は髪の毛からつま先まで飛行機の過酷な日々。△「三菱が航空機を事実上断念」ってニュースが飛び込んだけど、もう人材がいないんだろかと想像してしまう。自衛隊機は殆ど米軍ライセンスのコピー生産。何処の企業でもリストラは当たり前だけど、飛行機が造れない現実は、太平洋戦争で多くの技術者を戦死で失った事に何処か似てる。

[kohei1813]

BOOKOFFで思わぬ値打ち本を発見。なんだ宮崎駿の「風立ちぬ」の２0何年も前に堀越二郎を漫画で描いてしまっているではないか。それも元全闘共の反戦家なのに兵器大好きという矛盾を抱えた宮崎の中途半端な反戦アニメよりも反戦的だ。小沢さとるの潜水艦漫画はよく知っていたが、こういうのも書いていたんだ。

2017/06/08

[moonanddai]

零戦の生みの親である堀越二郎もの。本人の著作の「零戦」のビジュアル版ではないが、何となくイメージがわきました。/（我々の世代としては）ご存知小澤さとる氏。なんと北海道のしかも遠軽に（この当時は）住んでいたとのこと。知りませんでした。/この本ブックオフで買ったのですが、本人のサインらしきものがあるのですが、本物…？？

2014/05/31