とんぼの本<br> 21世紀のための三島由紀夫入門

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とんぼの本
21世紀のための三島由紀夫入門

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106023088
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

出版社内容情報

その作品と人生を今あらためて読み直す。ミシマ入門の最新版にして決定版! 平野啓一郎が小説、戯曲、日記などから選び抜いた15篇を濃密に解説。井上隆史は衝撃的な死に至る人生をつまびらかにし、四方田犬彦は映画俳優としての姿を追う。美輪明宏、横尾忠則、高橋睦郎、坂東玉三郎――生前の三島由紀夫と親交があった人たちの証言も掲載。「昭和」と共に歩んだ作家は、こんにちどう読まれ得るのか?

内容説明

華麗なる作品群とその衝撃の死。―“昭和”とともに歩んだ三島由紀夫の作品と人生は、こんにちどのように読まれ得るのか。文学、美術、舞台、映画、写真などを通して三島と交信してきた人々が浮き彫りにする、令和時代のあたらしい三島由紀夫案内。

目次

巻頭グラフ MISHIMA 生き急ぐリアルと耽美
私たちの三島由紀夫
よみもの年譜 昭和と格闘した男 三島由紀夫(解説・井上隆史)
15作品ナビゲート 平野啓一郎と三島文学の森を歩く
スクリーンの上でいつも彼は血を流して死んだ 俳優・三島由紀夫考(四方田犬彦)
玉三郎、三島歌舞伎を演じる(撮影・篠山紀信)
インタヴュー 坂東玉三郎 楽しいのは「鰯売」、それから「黒蜥蜴」ですね
地球の旅人・三島由紀夫
時空を越える―三島由紀夫の九つの旅(井上隆史)
おやすみミニアンソロジー

著者等紹介

平野啓一郎[ヒラノケイイチロウ]
小説家。京都大学法学部在学中の1998年、中世ヨーロッパを舞台にした「日蝕」によりデビュー。同作は翌年、第120回芥川賞を受賞した。『葬送』、『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『ドーン』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞)、『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞)、『ある男』(読売文学賞)など著書多数。20年以上にわたり書き継いできた論考を集大成した『三島由紀夫論』(2023年)は、小林秀雄賞を受賞している

井上隆史[イノウエタカシ]
1963年、神奈川県生れ。白百合女子大学文学部教授。山中湖文学の森・三島由紀夫文学館研究員。専門は日本近代文学。『決定版 三島由紀夫全集』編集協力。三島文学研究をリードする一人。『暴流(ぼる)の人 三島由紀夫』(2020年)で読売文学賞、やまなし文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

148
三島由紀夫生誕100年ということで、ミシマ本が色々と出版されています。本書は、作家、平野 啓一郎のミシマ作品の解説中心です。現代に三島由紀夫の様に個性が強く、才能に溢れ、インパクトの強い作家が登場したら、少なからず出版不況を吹き飛ばすでしょうか❓ https://www.shinchosha.co.jp/book/602308/2025/02/27

ぐうぐう

36
このようなビジュアルが紙面の多くを占めるMOOKが三島由紀夫を特集する時、三島がそれこそ世紀を跨いでなお読み続けられている理由の一端を感じることができる。それは小説等の作品だけではない、写真映えする三島の魅力がもたらせている。その魅力は何もボディビルで鍛えられた肉体により放たれているわけではなく、それ以前の華奢な三島にも存在するものだ(あのキュートな笑みに抗える者が何人いるだろう。自決という衝撃の出来事とのギャップがよりそう思わせるのかもしれないが)。(つづく)2025/03/14

ミノムシlove

12
没後半世紀以上が経つもいまだに新聞やメディアで取り上げられる作家としては、三島由紀夫に言を俟たないであろう。 昨年11月には、【『金閣寺』執筆の着想は放火事件ではなかった】というニュースが明らかになり、そのタイトルももとは『人間病』だったという。生前から写真集を出したり映画出演、レコードの吹込みまでやっている彼は、私生活込みで“三島由紀夫”という作品を創り上げていたのだろう。※『盗賊』でまず惹かれ読むようになった三島由紀夫。生まれた日が同じと知り嬉しかった。2025/03/27

果てなき冒険たまこ

4
正直に言いますが三島由紀夫は読んだことありません。古典以外の日本文学にほとんど触れていないので三島に関しても有名どころのタイトルを知っていて自衛隊で自決したマッチョなおじさんくらいの認識しかありませんでした。まぁ入門編だって謳い文句なんでこれから三島が読めるようになるのかなと思いましたが、たぶんこれからも読まないだろうなぁ。人生がこれからの人にはお勧めかもしれないけど自分にはちょっと。。遅かったかな。2025/04/13

Go Extreme

2
生涯と背景:誕生 教育 東京育ち 戦前価値観 自伝的要素 自決 死の美学 文学活動と作品:仮面の告白 金閣寺 裸体と衣裳 美と崩壊 愛と死 虚無感 表現と隠蔽 思想と美学:美意識 愛国心 日本文化 能 歌舞伎 美術 写真表現 政治的立場:右傾化 精神性 文化防衛 政治発言 自衛隊演説 国家観 評論活動 影響と評価:現代文学影響 文体 一人称視点 内面描写 文化的遺産 批評対象 ノーベル賞落選 人物像と交友:剣道経験 身体意識 芸術家交流 自己表現 対話重視 文化的立場形成2025/03/29

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