とんぼの本<br> 太古の奇想と超絶技巧 中国青銅器入門

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とんぼの本
太古の奇想と超絶技巧 中国青銅器入門

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106023033
  • NDC分類 756.222
  • Cコード C0372

出版社内容情報

中国文明が凝縮された、驚異の器を味わうためのガイドブック! 三千年ほど前の中国で、祖先をまつる儀式用の特別な器としてつくられた青銅器の数々。その形は時代を超える愛らしさとシャープさを兼ね備え、文様では謎の怪獣・饕餮(ルビ:とうてつ)がにらみをきかす。鋳込まれた金文は漢字の祖先にして、天命のゆくえも記されている。見るほどに仰天し、知るほどに面白い、無辺の青銅器世界へのいざない。

内容説明

今から三千年ほど前、祖先をまつる儀式のための特別な器としてつくられた青銅器には、中国のすべてがつまっている。精緻きわまる造形、それを可能にする驚異の神技、愛らしい動物の姿を借りるかと思えば、謎の怪獣「饕餮」が、あちらこちらで睨みをきかす。「天命」を受けた者こそが天下を統治すべしと示す銘文は、かの国の政治思想の原型に他ならない。見るほどに仰天し、知るほどに面白い―無辺の中国青銅器世界に分け入るためのガイドブック。

目次

ここを見て!名品ハイライト
Introduction 青銅器ワールドへようこそ
1 形も用途もいろいろ器種カタログ
ミミズクから神獣まで器になった動物たち
2 表面を埋めつくす文様ラビリンス
3 鋳込まれた歴史 金文を読む
4 遙かなる古代への憧れ 青銅器はどう鑑賞されてきたか

著者等紹介

山本尭[ヤマモトタカシ]
公益財団法人泉屋博古館学芸員。1988年、大阪府生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。専門は中国考古学、先秦史、中国金工史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

12
器形、紋様、金文の、殷周時代の青銅礼器の三要素を豊富なカラー図版とともに解説した入門書。日本も含めた青銅器の鑑賞やコレクションについて比較的詳しい解説があるのもよい。金文の解説にやや気になるよがあるが(あと時期ごとの書体の変化の解説もあればなお良かった)、入門書としてお薦めできる内容である。著者の主張する金文の鋳造法の解説も図版がカラーになったこともあり、よりわかりやすいものになっている。2023/01/26

四不人

3
そう、こういう本が欲しかったのよ。器型と文様の解説書。意外に日本各地の博物館で見かけるのに、よく知らなかった殷周青銅器。分類だけで無く、倣古銅器の話題とか、実作の様子などもあって、話題豊富。新安沈船に積載されていたとは初めて知った。良書。2023/08/13

takao

2
ふむ2023/02/14

ebi_m

1
泉屋博古館東京で見た青銅器が面白かったので、学芸員さんの関連書を手に取った。脚三本のは加温用だとか、漢字の豆は「豆(とう)」という器を現したものだとかの器自体の知識、それから饕餮などの紋様、解読されている金文について知ることができて面白かった。こんなに古いものが残っていて、素人目にも部分的に漢字が見てとれたりするのはすごい。復元された製法(仮説)もすごい。今ついている名前も宋の時代頃の研究に基づくものだったりして、当時の名称はわからないというのもミステリアス(饕餮文も「饕餮」だったかはわからないらしい)。2025/08/01

じょあん

1
わかりやすく青銅器の種類、文様の解説がされている。しかも写真はカラー。 著者がいうようにこれは青銅器への「とっかかり」になる一冊。しかも最良の一冊だと思う。 巻末には金文込みで青銅器を作る実験のレポートまで載っていて、国内で青銅器の展示がある施設のマップもついている。2023/05/25

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