とんぼの本<br> リ・アルティジャーニ―ルネサンス画家職人伝

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とんぼの本
リ・アルティジャーニ―ルネサンス画家職人伝

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  • サイズ B5変判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106023019
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

ルネサンス文化の繁栄を支えたのは、“職人”としての絵師だった! 舞台は15世紀半ばのイタリア。当時、まだ「職人(アルティジャーニ)」という立場で腕をふるっていた画家たち―――ボッティチェリ、レオナルド、アントネッロらの青春時代から老境までを美麗に活写する。フィレンツェのアカデミア美術学院で学んだヤマザキマリが、その体験を十二分に活かして描く初の本格オールカラー漫画!

内容説明

15世紀半ばのイタリアで花開いたルネサンス文化―。その繁栄を支えたのは当時まだ「職人」(アルティジャーニ)という立場で絵筆をふるっていた才気溢れる絵師たち。メディチ家の庇護のもと、華やかでセンセーショナルな神話画を描いたボッティチェリ、君主たちに望まれながらも、なかなか作品を完成させられないレオナルド・ダ・ヴィンチ、北方絵画の油彩技法をイタリア絵画に融合させたアントネッロ・ダ・メッシーナ、ヴェネツィア派をさらなる高みへと引き上げたジョヴァンニ・ベッリーニを中心に、切磋琢磨する同時代の画家たちの青春時代から老境までを活写する。フィレンツェのアカデミア美術学院で学んだヤマザキマリがその体験を十二分に活かして描く、初の本格オールカラー漫画。

目次

1 フィレンツェ篇(売れっ子画家ボッティチェリ;若き天才レオナルド ほか)
2 ナポリ篇(メッシーナから来た少年;コラントニオ師匠のもとで ほか)
3 ヴェネツィア篇(低迷するヴェネツィア絵画;ベッリーニの苦悩 ほか)
エピローグ(レオナルドの懊悩;フィリッピーノが見たもの ほか)
特別対談 ヤマザキマリ×池上英洋―画家たちが“職人”だった時代

著者等紹介

ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
1967年、東京都生まれ。漫画家、文筆家、東京造形大学客員教授。84年に渡伊、フィレンツェ・国立アカデミア美術学院で美術史、油絵を専攻。2015年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。著書に『テルマエ・ロマエ』(2010年、第3回マンガ大賞・第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞)、『ヴィオラ母さん』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

109
ヤマザキマリさんによる副題にもあるように「ルネサンス画家職人伝」ということで、カラーの贅沢な本になっています。私の好きな画家であるフィリッポ・リッピやボッティチェリ、ベッリーニ、ドナテッロ(当然のことながらダ・ヴィンチもですが)などが出てきます。相関図もありわかりやすいのですが、惜しむらくはそれぞれの登場が少なくもう少し一人づつの生涯などをじっくりと描いてくれればという気がしました。2023/05/08

アキ

108
ヤマザキマリのこだわりの詰まったルネサンス画家列伝。Gli Artigianiとは職人、まだ画家が職人だった頃の15世紀イタリアは、ローマを中心とする教皇国家の周囲にフィレンツェ共和国、ヴェネツィア共和国、マントヴァ侯国、ナポリ王国、シチリア王国などがあり、フランドルから油彩の技法が伝わり、時代の変わり目を迎えていた。フィレンツェ篇ではサンドロ・ボッティチェリ、ナポリ篇ではアントネット・ダ・メッシーナ、ヴェネツィア篇でジョヴァンニ・ベッリーニを中心に綺羅星のような登場人物が生き生きと描かれているマンガ。2022/07/24

榊原 香織

80
オールカラーマンガ。ヤマザキマリの本気 ルネサンス期イタリアでは画家は金になる職業だったらしい 直球勝負、笑いなし 2022/10/21

punyon

44
絵画の鑑賞は好き!が、自分が好きか嫌いかでみるだけで、芸術的知識は皆無(笑) あのヤマザキマリさんが描くルネサンスの巨匠たちのオールカラー漫画を見つけ、それがまた、素敵に描き込まれた絵だったりしたものだから、思わず手に取ってしまった💦当時はまだ画家という職業はなく、ルティジャーニ(職人)として互いに影響し合う絵師たち。遠近法のウッチェロが描く幾何学模様。ダヴィンチに影響を与えたアントネッロ・ダ・メッシーナの微笑。ボッティチェリの師の息子がなぜかダヴィンチの弟子?! 新しい技法を目指した彼らの軌跡が面白い2022/09/05

シフォン

37
芸術新潮で連載されていたものがまとめられたもの。史実に沿ったオールカラーのマンガは珍しいが、視覚的に見ることによって、よくわからなかったルネサンス期を、当時のイタリアの様子を少し知ることができたことはありがたい。ダヴィンチはやはりすごかったのね。ポッティチェリ、メッシーナが気になってきた。肖像画と「微笑」、アルティジャーニから「芸術家」、という時代、まだまだ理解したとはいいがたいが楽しく読めた。2022/09/11

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