とんぼの本<br> 万葉集であるく奈良

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とんぼの本
万葉集であるく奈良

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022906
  • NDC分類 911.125
  • Cコード C0326

出版社内容情報

飛鳥、藤原、平城京――。『万葉集』に詠われ、『万葉集』を育んだ、日本の歌のふるさとへ、当代随一の研究者や詩人に誘われ旅する。

内容説明

一生に一度は行きたい!飛鳥・藤原・平城京―うるわしき古代を体感する旅へ。三つの都を軸に、日本の歌のふるさとをガイドする。

目次

遷都が語る万葉ごころ(万葉びとのふるさと、飛鳥京;はじめての巨大都市、藤原京;花ひらく万葉文化、平城京;時代を彩った万葉歌人)
大和三山、てくてく巡り
万葉びとという生き方(歌と酒と陰謀と;大喜利はつづくよ;男も女も人生いろいろ;宮仕えも大変です;最先端の人工都市)
奈良は遠きにありて思うもの 大宰府万葉のこころ

著者等紹介

上野誠[ウエノマコト]
1960年、福岡県生まれ。奈良大学文学部教授。國學院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。万葉文化論を標榜し、歴史学・民俗学・考古学など周辺領域の研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案している。著書に『折口信夫 魂の古代学』(第7回角川財団学芸賞受賞)など多数

蜂飼耳[ハチカイミミ]
1974年、神奈川県生まれ。詩人・作家。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩集『いまにもうるおっていく陣地』で第5回中原中也賞を受賞。詩のみならず、小説、エッセイ、絵本、書評などでも活躍する。著書に、詩集『食うものは食われる夜』(第56回芸術選奨新人賞)、『顔をあらう水』(第7回鮎川信夫賞)など

馬場基[ババハジメ]
1972年、東京都生まれ。独立行政法人国立文化財機構・奈良文化財研究所都城発掘調査部史料研究室長、京都大学大学院人間・環境学研究科客員准教授。東京大学文学部卒業、同大学院博士課程中退。博士(文学)。専門は日本古代史、木簡学。発掘調査に携わるとともに、古代史の研究・出土文字資料の研究から、日本史全体の研究や東アジア史研究など、幅広いフィールドで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なお

45
『万葉集』の舞台の中心、飛鳥京、藤原京、平城の都。『万葉集』の歌は都への想いに溢れている。古代日本では都が還るたびその土地を讃える歌が作られてきた。日本の詩歌の原点は土地を褒め、その土地に立った時の感動を歌うところにあるという。地図で旧跡の場所を確認できるのが嬉しい。蜂飼耳さんの「大和三山、てくてく巡り」。香久山、畝傍山、耳成山を巡る低山散歩は、樹々の緑の中で縁の神社に立ち寄りながら万葉びとに思いを馳せる。「生ける者(ひと) 遂にも死ぬる ものにあれば この世にある間は 楽しくをあらな 大伴旅人」2024/08/29

井月 奎(いづき けい)

40
上野誠は万葉集をうまく活用します。祖先崇拝、歴史への考察、人間の機微などをこのやまとうたを読み解き、読み込み我々に提示してくれます。その彼がこの本でおこなっているのは旅への誘いです。うたの背景や詠んだ人の心情を詳らかにして、その場所への思いを馳せさせて、郷愁と旅情をかきたてます。そして可愛らしい詩人の蜂飼耳が大和三山を歩き、神の裾、袖にふれたような思いを抱かせてくれて、馬場基が万葉人の洒脱を教えてくれます。この本は奈良への旅も誘いますが、自らの心の原風景への旅をも誘うのです。2020/04/03

Shoji

30
国文学の教授による本です。飛鳥京、藤原京、平城京と遷都された順番に、万葉故地を訪れ、歌に詠まれた風景を解説したり、万葉人の心象を考察し語っています。平易な文章で書かれており分かりやすいです。写真も多くビジュアルでも楽しめました。2022/01/29

あいくん

15
☆☆☆上野誠さん、鉢飼耳さん、馬場基さんの共著です。 万葉集を片手に歩く奈良というのが主題の本です。奈良にはこれまでなんどか訪れました。山の辺の道や柳生街道を親子で歩いたことが懐かしいです。夫婦で吉野、飛鳥、甘樫丘も歩きました。昨年は奈良の興福寺、天理市を歩きました。万葉集は奈良時代に編まれましたが、万葉集の時代は奈良時代の前の飛鳥時代、藤原京の時代も含まれます。おまけとして、太宰府も紹介してあります。奈良からは遠い太宰府ですが、万葉集のこころは太宰府にもあります。 2020/01/08

クラムボン

13
気楽に読める万葉集紀行です。奈良の地に都が置かれたのは、飛鳥に始まり藤原京そして平城京。三つの都で詠まれた歌を年代別にコンパクトに紹介しています。詩人の蜂飼耳さんが大和三山を巡っています。「香具山は畝傍を愛(を)しと耳成と/相争ひき神代より…」三山の争いの歌を紹介しています。原文【雄男志】は《雄々し、を愛し、を惜し》のどれを取るか従来から論争、決め手がないらしい。山の性別が変わってしまうよ!私は《雄々し》だと思っていたが…こんなことが分からないのかと驚くが、万葉学者は泰然と構えているのであろうか?2021/02/21

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