出版社内容情報
飛鳥、藤原、平城京――。『万葉集』に詠われ、『万葉集』を育んだ、日本の歌のふるさとへ、当代随一の研究者や詩人に誘われ旅する。
内容説明
一生に一度は行きたい!飛鳥・藤原・平城京―うるわしき古代を体感する旅へ。三つの都を軸に、日本の歌のふるさとをガイドする。
目次
遷都が語る万葉ごころ(万葉びとのふるさと、飛鳥京;はじめての巨大都市、藤原京;花ひらく万葉文化、平城京;時代を彩った万葉歌人)
大和三山、てくてく巡り
万葉びとという生き方(歌と酒と陰謀と;大喜利はつづくよ;男も女も人生いろいろ;宮仕えも大変です;最先端の人工都市)
奈良は遠きにありて思うもの 大宰府万葉のこころ
著者等紹介
上野誠[ウエノマコト]
1960年、福岡県生まれ。奈良大学文学部教授。國學院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。万葉文化論を標榜し、歴史学・民俗学・考古学など周辺領域の研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案している。著書に『折口信夫 魂の古代学』(第7回角川財団学芸賞受賞)など多数
蜂飼耳[ハチカイミミ]
1974年、神奈川県生まれ。詩人・作家。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩集『いまにもうるおっていく陣地』で第5回中原中也賞を受賞。詩のみならず、小説、エッセイ、絵本、書評などでも活躍する。著書に、詩集『食うものは食われる夜』(第56回芸術選奨新人賞)、『顔をあらう水』(第7回鮎川信夫賞)など
馬場基[ババハジメ]
1972年、東京都生まれ。独立行政法人国立文化財機構・奈良文化財研究所都城発掘調査部史料研究室長、京都大学大学院人間・環境学研究科客員准教授。東京大学文学部卒業、同大学院博士課程中退。博士(文学)。専門は日本古代史、木簡学。発掘調査に携わるとともに、古代史の研究・出土文字資料の研究から、日本史全体の研究や東アジア史研究など、幅広いフィールドで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shoji
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