出版社内容情報
千百有余年京の夏を彩る未曾有の祭は、いったい何がすごいのか。何をどこでどう見るべきか。この一冊で祇園祭の全てがわかる保存版。京都の夏が呼んでいる! いつ、どこで、何を、どう見るか、もう迷わない。コンチキチンの祇園囃子に誘われて宵山をそぞろ歩き。古今東西のアートを飾りつけ都大路を進む山鉾巡行。……千百有余年、京の夏を彩る祭りの一か月を徹底取材、撮り下ろし。染織、絵画、彫刻、金工など名品も惜しみなく、神事・行事から山鉾全33基の詳細まで、見どころをたっぷり紹介。この一冊で祇園祭のすべてがわかる完全保存版!
アリカ[アリカ]
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新潮社[シンチョウシャ]
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内容説明
コンチキチンの祇園囃子に誘われて、そぞろ歩きを楽しむ宵山。夏座敷に秘蔵のお宝が披露される屏風祭。古今東西のアートを飾りつけ都大路を進む山鉾巡行…。千百有余年、京の夏を彩る祇園祭は、いつの時代も私たちの心を惹きつけてやみません。七月の一か月、毎日のように様々な神事や行事が行われるこの稀有な祭りを、徹底取材。そのルーツや歴史、基礎知識から、染織、絵画、彫刻、金工などの名品や山鉾全三十三基の詳細まで、見どころたっぷり紹介します。この一冊で祇園祭の魅力のすべてがわかる完全保存版です。
目次
祇園祭のルーツ
祇園祭の一か月
歴史を知る―千百有余年つづく“神人和楽”の祭り
祇園祭は「アート」の宝庫だ
千年の都を彩る「鉾と山」(祇園祭山鉾連合会理事長に訊く 山鉾の見方、楽しみ方;前祭の山鉾;後祭の山鉾)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クラムボン
14
祇園祭を居ながらに楽しめました。「とんぼの本」シリーズの一冊なので、祇園祭の「美」にフォーカスしています。観光や歴史の話はザックリ。「アート」の側面から神輿・稚児・染織・木彫・絵画・人形について「その道の方」が語っています。そしてメインは三十三基の山鉾の紹介です。鉾では「天王人形」が主役?だと思いますが目立ちませんね。稚児人形が前面に出ています。逆に山は主役の「御神体人形」がシッカリ目立っています。その辺の違いが面白い。そして山鉾を飾る「懸装品」に舶来品が多いのが意外で驚きました。2022/08/07
miyumo
12
祇園祭に行く予定のため参考書として読んたが、予想以上に参考となった。各山鉾の違いや見どころがわかりやすく書かれている。日本古来のお祭りであるが装飾品は外来のものが多い訳や山と鉾の違いやなど見に行かなくても知っているとウンチクが語れそう。山鉾や神輿渡御マップなどは概ねの運行時間もあり観光ガイドとしても秀逸。2023/07/08
tuppo
2
おもろい。見送りの豪華絢爛さは実物だけじゃなくてこうしたバックストーリーもあると想像が膨らむなあ。過去を保存しながら現代的な山がでていくとよいのだろうけれど。こんなに限られた町の人たちがそれぞれ支えていくというのが驚き。2023/06/11
bvbo
2
生で見るのは難しそうな祭について、色々知れた。写真が多くて良い。歴史を維持するのは大変…。2018/09/11
takao
1
ふむ2022/04/23