出版社内容情報
長崎、五島、平戸、天草へ、脈々と信仰を伝えてきた人々を訪ね歩き、貴重な証言とともに史跡を辿る旅。各地の小さな聖堂も数多紹介。この比類なき、奇跡のような信仰のかたち。受難の歴史をのりこえて400年、密かに脈々と信仰を伝えてきた「かくれキリシタン」。美しくも厳しき自然の中で、暮らしに根づいた独自の祈りのかたちを守り育んできた人々を訪ね、貴重な証言とともに、その聖地や史跡を丹念にたどる。各地に残る小さな聖堂も数多紹介。今年登録予定の世界文化遺産をめぐるガイドとしても必携の書。
後藤 真樹[ゴトウ マサキ]
著・文・その他
内容説明
受難の歴史をのりこえ、禁教が解かれたのちも、秘かに脈々と信仰を伝えてきた「かくれキリシタン」。長崎・外海、五島列島、平戸、熊本・天草…、美しくも厳しき自然のなかで、それぞれの暮らしに根づいた独自の祈りのかたちを守り育んできた人々を訪ね歩き、貴重な証言とともに、その聖地や史跡を丹念にたどる。また、カトリックへの復帰を果たした信徒たちが、代々の思いを受け継いで建てた祈りの場、各地の教会堂も多数紹介する。2018年登録予定の世界文化遺産をめぐるガイドとしても必携の一冊。
目次
1 外海―“陸の孤島”に受け継がれた信仰(キリシタンを支えた伝説の伝道師;キリシタンの聖地、枯松神社 ほか)
2 五島列島―海風吹きぬける島々に宿る篤い信仰(先祖の信仰を受け継ぐ人々;五島のかくれキリシタン ほか)
3 平戸―歴史を刻むキリシタンの聖地(伝説に満ちる里、根獅子;布教当時の信仰を今に伝える島、生月 ほか)
4 天草―殉教の島に息づく信仰の証(大江・崎津に受け継がれたもの)
5 祈りの場、教会堂へ
著者等紹介
後藤真樹[ゴトウマサキ]
写真家、座右宝刊行会代表。1958年東京生まれ。成城学園高等学校、国際商科大学(現・東京国際大学)卒業、東京綜合写真専門学校研究科中退。坂本万七寫眞研究所で美術品の撮影にかかわり、1988年独立後は商業写真や美術、郷土料理、伝統文化に関する撮影を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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