出版社内容情報
箒、ちりとり、バケツ……丈夫で長持ち、シンプルで使い勝手良し。荒物雑貨の目利き、「松野屋」店主が選ぶ日本の生活道具150点。
内容説明
トタンのバケツ、たらい、ちりとり、木の洗濯板、昔ながらの箒やはたき、ワラの釜敷き、シュロのたわし、ゴム長靴…日常の暮らしの中で使われてきた「荒物」を、もう一度見直してみよう!日本の職人さんや町工場で生み出される道具は、無骨ではあるけれど、丈夫で長持ち!シンプルで使い勝手良し!使い込むほどに味が出る!日本橋馬喰町の荒物問屋「松野屋」店主が自信を持って選ぶ、普段使いの暮らしの道具130点を紹介。生産現場も詳細にルポ。
目次
台所道具
生活道具
掃除道具
作業道具
がんばれ!日本の職人さん
佐渡島の生活道具はあったかい
手ぬぐいで作ろう!あずま袋ワークショップ
松野屋のトートバッグができるまで
特別対談 ヘビーデューティーと荒物雑貨の素敵な関係(小林泰彦×松野弘)
著者等紹介
松野弘[マツノヒロシ]
「暮らしの道具 松野屋」店主。1953年東京生まれ。1977年から81年まで京都「一澤帆布店」で鞄作りを学んで帰京。ブルーグラスミュージックやヘビーデューティーに大きな影響を受け、先々代から続いていた鞄の卸問屋を継ぐにあたっては、扱い品目を日用品に方向転換(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
41
あらもの屋のものはホームセンターの物よりしっかりしてていい。重いけど。の所以はここか!松野屋との出会いはミュージアムショップ。店員のお姉さんの歌う様な説明が耳に心地よかったので。ここの洗濯物干す道具は本当に重宝だと思います。壊れないがっしりとしたつくりの上自分用に改良できるし。あと、帆布の鞄。手に取らずにはいられない素敵な作りです。今はもう神社仏閣とか小学校でしか見かけないような『普通』で素朴なもの達。多分買ったらそれなりに値が張る物でしょうが、大切に使いたくなるものばかり。職人さん達のコラムもいいですね2016/02/24
瑪瑙(サードニックス)
38
どの商品も作り手の愛に溢れていて、見てて飽きません。欲しいと思うものもたくさんありました。竹鬼おろしとかザルとかたわし、籠、木杓子とか数え上げればきりがない。金だらいや洗濯板、アルミピンチは昔母が使っていたので、とても懐かしかったです。でも、年々職人さんが減っているのですね。寂しいです。2018/08/21
ケロコ
23
【図書館】松野屋さん、大好きなケロコです。店内は欲しい物だらけなんだけど、闇雲に手に入れたら家の中が大変なことになるから、なかなか手を出せない。家の中が松野屋さんで揃えた物ばかりになったら、幸せだろうなぁと思いながらニヤニヤしてページをめくる。古き良き日本がここにある。2019/07/02
さすらいのアリクイ
19
洗濯板、たらい、はたき、ざるやかごなどの「荒物」についての写真つきの紹介と、荒物を作っている職人さんたちへのインタビューが載っている渋い本。読んで眺めていると、あー、ウチにはたき置いてあったよなとか洗濯板使ってたなとか、本の中に登場する荒物に色々反応して懐かしい気分になってきました。ただ懐かしい気分になるだけではなく、群馬で作られている布ぞうりスリッパや岩手産の篠竹弁当かご、サンドイッチかごなど「これはちょっと使ってみたいな」というものも見つかりました。ノスタルジックかつ実用的なものが詰まっている本。2017/05/11
アズル
15
図書館本。日常的なほうきやかごなどの「あらもの」についての一冊。松野屋さんは以前から行ってみたいお店! トートバッグがかわいいです。2018/07/30
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