とんぼの本<br> つげ義春―夢と旅の世界

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とんぼの本
つげ義春―夢と旅の世界

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  • サイズ B5判/ページ数 160p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022548
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

「ねじ式」「紅い花」など傑作4作品の原画を全頁掲載! インタヴュー、お蔵出し旅写真も充実。異能の人の素顔にふれる貴重保存版。

不気味、だけどクセになる。あの名作の原画も初公開! 1960?70年代、マンガの常識を打ち破った「ねじ式」など4作を、描かれたままの姿=原画で堪能。全国を旅して撮った写真からは、失われた侘しい日本がにじみでる。??いま?を語る4時間ロング・インタヴューも充実のデビュー60周年記念保存版! 「この本は買っても買わなくても後悔するでしょう」(つげ義春)

内容説明

マンガの常識を打ち破った「ねじ式」など4作の原画を全頁掲載!インタヴューあり、旅写真あり、初公開モノ多数のデビュー60周年記念保存版。

目次

夢(ねじ式;外のふくらみ)
We Love Tsuge(多摩川で、つげさんとすれ違いたい;「やなぎ屋主人」に一目惚れ;初めての人のためのつげ義春Q&A;略年譜―つげ義春によるつげ義春)
旅(紅い花;ゲンセンカン主人)

著者等紹介

つげ義春[ツゲヨシハル]
マンガ家。1937年、東京都生れ。小学校卒業後、メッキ工場などで働き、1954年にマンガ家デビュー。貸本マンガを経て、60年代後半から70年にかけて「月刊漫画ガロ」に発表した諸作は、マンガ史の画期をなす。87年以降、新作は発表していない

山下裕二[ヤマシタユウジ]
美術史家・明治学院大学教授。1958年、広島県生れ。東京大学大学院修了。赤瀬川原平とのコンビによる活動でも知られる

戌井昭人[イヌイアキト]
作家。1971年、東京都生れ。パフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」で脚本と出演をつとめる。2008年より小説も発表し、2014年には『すっぽん心中』(新潮社)所収の同題作で川端康成文学賞受賞

東村アキコ[ヒガシムラアキコ]
マンガ家。1975年、宮崎県生れ。2007~11年連載の『ママはテンパリスト』(集英社)でブレイク、『海月姫(くらげひめ)』(講談社)で2010年度講談社漫画賞少女部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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厩戸皇子そっくりおじさん・寺

70
私がつげ義春の名前を知ったのは十代の頃、みなもと太郎の漫画『風雲児たち』で、柘植という名字の武士が林子平を必殺するめ固めするシーンだった。その注釈には「根暗漫画の元祖」と書いてあった様な気がする。以来気になっていた。水木しげる『昭和史』にも水木家のアシスタントに来ていた登場人物だった。水木が一目置いているのがわかった。その頃既に伝説的な人だったのだ。二十代の頃、竹中直人監督『無能の人』の映画化でつげ漫画があちこちから出た。ブームにまかせ次々に読んでいった。代表作はやはり衝撃的だった(続く)。2015/04/18

ホークス

55
2014年刊。『ねじ式』で知られる漫画家、つげ義春氏のビジュアルガイド。美術史家の山下裕二氏にとっては、日本美術史上で最も好きな作家。「観光地でない田舎の町を何時間でも歩いていられる」感覚が、つげ作品には通底すると言う。いやあ分かる。つげ氏が語る「リアリズムとは?」にも得心した。世の中や主観が作り出す「意味」に縛られず、現実世界をそのまま直視するのがリアリズム。自意識からの解放、宗教的な悟りにもつながる。自由になりたいと感じる時、本当はこの境地を欲しているのだと思う。『ねじ式』などの原画掲載も嬉しい。2021/08/28

あたびー

46
「ねじ式」「外のふくらみ」「紅い花」「ゲンセンカン主人」が、原稿のまま掲載されている。セリフは貼り付けてあって、テープのあとまである。どうホワイトを入れてあるかも分かる。大学教授の山下氏との対談は突き抜けている。いかにも私たちが想像するつげのパーソナリティそのもので笑ってしまう。大のつげファンだという東村アキコ氏のつげ作品ごっこは楽しそうだ!つげが70年代に旅先で撮った写真は既に貴重な昭和の記録になっている。そんな田舎へ出かけて写真を撮る人などいないだろうから。2022/09/15

紫羊

35
つげ義春の作品を読むとき、普段ねむっている細胞が揺り起こされるような気がする。妙に神経に障る。悪い夢を見そう。でも止められない不思議な魅力がある。25年以上休筆している著者への4時間にわたるインタビューでは、いかにも、というのか、意外にもというのか、最後にさらっと触れられていた著者の近況が心に沁みた。2016/03/07

リッツ

26
子供の時から長く愛読している。有名人のファンたちが熱くその愛を語っていたが、私にもわかる感じ。風景に状況にふとつぶやいていた、こころのなかで、あの台詞を。その気持ちになっていた。浸透してしまっていたそれは限りなくリアルでいて陶酔を呼ぶ。うんうん、知ってる、知ってる、何度も読んだ、の果てに、え?うそ!知らない、読んでないが出てきたのでウロウロしてしまった。「夢日記」不覚にも未読「外のふくらみ」こわいリアルな夢の世界。2022/09/02

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